일문목차
まえがき=3
第1章 なぜ地域公共交通は衰退したのか=11
赤字が当たり前のビジネスモデル=11
地域公共交通事業が衰退した理由=17
交通権は全国民の権利=19
補助金から「公設民営」へ=20
第2章 公共交通を再生させるという決意=22
岡山の公共交通離れ=22
バスが直面していた問題=24
路面電車が直面していた問題=26
お客様目線の「わかりやすさ」「乗りやすさ」の追求=27
公共交通の復権をかけた取り組み=30
第3章 歩いて樂しいまちづくり運動=36
まちづくりは人人の意識改革から=36
路面電車「MOMO(モモ)」の導入=41
都心居住を進める「グレースタワー」の建設=43
レトロでモダンな「SAI BUS(サイバス)」登場=45
世界初! 二一世紀型バス「SOLARVE(ソラビ)」発進=48
生まれない, 公共交通存続の危機感=49
第4章 目からウロコの韓国バス事情=51
イ·ミョンバク氏の交通改革=51
韓国の視察で学んだこと=53
第5章 規制緩和は公共交通を衰亡させる=59
岡山市バス業界の顧客争奪戦=59
お客様第一に, 競合から共同へ=62
行政と事業者の深まる溝=64
規制緩和の結末=67
第6章 「公設民営」の実証 : 津エアポートライン=69
地元が匙を投げた旅客船事業=69
多重投資による破綻=72
経営再建の秘訣は徹底した現場志向=76
公共交通事業の成否を分けるもの=78
第7章 たま駅長とユニークなアイデアで鉄道再生 : 和歌山電鐵=81
不可能と思われた再生を引き受けた理由=81
覆面視察で見抜いた再生の可能性=83
忘れ去られていた地域の魅力=85
本物の市民運動の存在=86
「知って, 乗って, 住んでもらう」戦略=88
再建の看板となった三毛猫たま駅長の活躍=90
たま駅長の超出世物語=93
水戸岡鋭治さんがデザインする, 乗ってみたい電車=101
鉄道再生後の嬉しい出来事=108
第8章 補助金の誘惑が経営不在·顧客不在を招く : 中国バス=116
誰にも助けられないバス会社に救いの手を=116
現場に問題の答えがある=119
現場管理の要諦=120
補助金行政の副作用① 経営のモラルハザード=124
補助金行政の副作用② 顧客不在の劣悪なサービス=126
補助金は顧客サービスに還元を=129
第9章 地域公共交通の存続をかけた政策改革=131
規制緩和でなぜ多くの公共交通が倒れたのか=131
高速バスとツアーバスのアンフェアな競争=132
規則緩和の功罪を検証=135
地域公共交通の見直し機運=136
公共交通政策の抜本的改革が必要=138
公設民営のビジネスモデル=139
国政を動かすための運動=141
第10章 なぜリスクばかりで得のない再生を決意したか=144
創業者の経営理念「忠恕」=144
「経世済民」を学び経営の道へ=146
信託経営による人材育成=148
岡山藩郡代·津田永忠との出会い=150
企業の使命を問い直す=152
第11章 地域公共交通の変革 : エコ公共交通大国構想=155
世界一のエコ公共交通大国を目指す提言=155
エコ公共交通大国の実証実験を岡山で=158
公設民営のスキーム=164
地域経営の時代=166
第12章 日本の公共交通経営の未来=170
あとがき=174