일문목차
はじめに=3
序章 東日本大震災と地域産業の復旧·復興 / 関満博=13
一. 広大な地域の「複合災害」からの復旧·復興=14
二. 本書の構成=20
第I部 復興に向かう地域産業
第1章 岩手県宮古市の現状と産業復興―津波被災一〇カ月後の産業擔当職員の「現場」からの報告 / 佐藤日出海=28
一. 宮古市の被災状況と『復興計劃』=29
二. 宮古市内の被災事業所の復旧状況=36
三. 被災事業所再建支援に向けた取り組み=40
四. 被災地の現在の課題=46
第2章 岩手県大船渡市, 陸前高田市における産業復興―壊滅的な被害から事業再開への取り組み / 山本健=52
一. 大船渡市, 陸前高田市の被災状況=53
二. 大船渡市の産業復興=55
三. 陸前高田市の産業復興=58
四. スピード感のある産業復興を=63
第3章 水産加工業の復興と新たな仕組みの構築―岩手県大船渡市と釜石市における事業再開の動き / 松永桂子=66
一. 水産関係の被災状況=67
二. 水産加工業の再スタートと消費者直送の高まり=72
(1) BtoCの強みを活かす(三陸とれたて市場)=72
(2) 業務用から消費者直送へ(小野食品)=75
三. 漁協の六次産業化による復興―綾里漁協·小石浜地区の取り組み=78
四. 水産関連産業の復興に向けて=82
第4章 被災した農漁業者の復旧·復興―宮城県気仙沼市本吉地区の半農半漁の人びとの取り組み / 関満博=86
一. 三陸の半農半漁地域の被災と復興=86
二. 集団化により新たな可能性に向かう=88
(1) 半農半漁地域で集落営農に向かう(小野寺隆一氏)=88
(2) 外洋の養殖事業の集団化に向かう(及川淳宏氏)=92
三. 被災後の新たな枠組みを模索=96
(1) 小規模漁船漁業で復活(芳賀孝司氏)=96
(2) 乳牛を流失した酪農家の復活(及川義紀氏)=100
四. 新たな事業経営の可能性=102
第5章 人と人のつながりが育む復興への希望―宮城県女川町における水産業復興に向けた取り組み / 立川寛之=106
一. 女川町と東日本大震災=107
二. 攻めの経営で復興を牽引(髙政)=110
三. 女川町事業者の復興への歩み=113
四. 女川町水産業の復興に向けて=119
第6章 原子力災害からの産業復興―福島県浪江町の取り組み / 長崎利幸=123
一. 被害·避難の状況=125
二. 産業復興の状況=128
三. 産業復興の課題と今後=138
第II部 復興に向けた新たな取り組み
第7章 被災中小企業が求めるリスクマネーの調達―岩手県沿岸被災地からの考察 / 遠山浩=142
一. 公的部門の取り組み=142
二. 銀行部門以外の取り組み=147
三. 復興を目指す中小企業が求める金融機能=151
四. 銀行部門への期待と課題=154
第8章 被災地域の雇用の状況と産業復興―岩手県沿岸地域を中心とした考察 / 山藤竜太郎=161
一. 被災地域の雇用状況=161
二. 被災地域の最新の雇用状況=168
三. 被災企業の対応=171
四. 被災時の対応と今後の展望=174
第9章 草の根復興支援のソーシャル·マーケティング / 古川一郎=179
一. 被災地は草の根の支援を受け入れるインターフェースが弱い=181
二. 三陸の雄勝町では新しい漁業が始まっている=184
三. 草の根の同志を募る仕組み=192
四. 草の根で支援する人びとの本業は支援ではない=195
第10章 被災地復興と電力改革―岩手県釜石市のスマートコミュニティへの挑戦 / 橘川武郎=200
一. 電力改革の必要性と再生エネルギーの利用=201
二. 希望学とローカル·アイデンティティ=203
三. スマートコミュニティの実現を目指して=207
四. 釜石市スマートコミュニティ事業化検討委員会の発足=215
第11章 産業復興の現場の取り組みと課題―阪神·淡路から東日本を考える / 二谷陽造=216
一. 岩手県の産業被害=217
二. 岩手県の産業復興への取り組み状況=218
三. 阪神·淡路大震災からの産業復興の取り組み=220
四. 岩手県の産業復興の課題=225
終章 地域産業復興の課題 / 関満博=231
一. 被災前の取り組みから振り返る=232
二. 三陸地域産業の可能性と課題=236