일문목차
はしがき
I. 日本企業=1
1. 日本的経営―三種の神器―=2
コラムI-1. 三種の神器=2
1-1. 終身雇用制=2
終身雇用制とは何か=2
コラムI-2. 制度ではなく慣行=3
終身雇用制のメリット=3
終身雇用制のデメリット=5
1990年代以降の終身雇用制=6
1-2. 年功序列制=8
年功序列制とは何か=8
年功序列制のメリット=9
年功序列制のデメリット=10
1990年代以降の年功序列制=11
1-3. 企業内勞働組合=14
企業内勞働組合とは何か=14
企業内勞働組合のメリット=15
企業内勞働組合のデメリット=15
1990年代以降の企業内勞働組合=16
コラムI-3. 定昇とベア=17
2. 現代の企業=18
2-1. 現代企業の概念=18
なぜ経営学を学ぶのか=18
企業とは=21
企業とは「自らの危険負擔の下で自主的に意思決定する組織体である」=22
企業とは「製品·サービスを生産する組織体である」=22
企業とは「資本計算制度を持つ組織体である」=23
企業とは「人間の組織体である」=23
コラムI-4. 経営学と経済学の違い=24
2-2. 企業経営の目的=24
アメリカ企業の目的は利潤の最大化=25
コラムI-5. 所有と経営の分離, 所有と支配の分離=25
日本企業の目的は長期の維持発展=26
株式持合い=27
日本企業の長期的志向=28
1990年代以降の変化とグローバルスタンダード=29
利潤の最大化は手段でもあり目的でもある=31
利潤の源泉は企業内部にいる人間の創造性の発揮=32
一つ上の目標を示す=33
コラムI-6. 目的-手段関係=34
2-3. 会社とは=34
公企業, 公私混合企業, 私企業=34
会社法に規定される「会社」=36
資本の必要性=36
出資と責任=37
合名会社と合資会社=38
有限会社と株式会社=39
合同会社=40
3. 企業成長と企業の社会性=43
3-1. 企業活性化と企業成長=43
活性化した企業では全経営過程が好循環している=43
局所的好循環からスタートして短期的好循環へ=44
長期的好循環と企業文化=44
企業成長とインタンジブルズ=45
コラムI-7. インタンジブルズの重要性=46
3-2. 企業の社会性=46
第3の良い企業の基準は社会性=46
CSRと社会的責任=47
従業員=48
株主·取引先=49
地域社会=49
消費者·社会一般=50
地球環境=50
コラムI-8. コーポレート·ガバナンス=51
コラムI-9. 米ロータス·ディベロップメント社のケース=52
コラムI-10. サステナビリティ=52
コラムI-11. 環境経営=53
II. トップマネジメント=55
1. トップマネジメントの実態=56
1-1. トップマネジメントの構成=56
コラムII-1. 監査役設置会社と委員会設置会社=60
1-2. 社長のタイプ=60
2. コーポレート·ガバナンス=63
2-1. アメリカ企業のコーポレート·ガバナンス=65
コラムII-2. エンロン事件とワールドコム事件=66
2-2. ドイツ企業のコーポレート·ガバナンス=67
2-3. 日本企業のコーポレート·ガバナンス=69
コラムII-3. ソニーの執行役員制度=71
2-4. 日本企業におけるコーポレート·ガバナンスの現状=71
3. 経営者機能=76
3-1. 将来構想の構築と経営理念の明確化=76
将来構想の構築とは=76
コラムII-4. 「風が吹けば桶屋が儲かる」と「バタフライ効果」=77
長期的な視点を持つ日本企業の将来構想=78
経営者の現場歩き=79
変化の速度の差の原理とモノゴトの重要度の差の原理=79
経営理念と経営目標=81
3-2. 戦略的意思決定=83
戦略的意思決定とは=83
カシ·カリの論理の遂行=85
根まわし=87
公式の決定=87
3-3. 執行管理=88
執行管理とは=88
コラムII-5. 経営管理論の始まり=90
4. 経営者能力=92
4-1. 企業家精神, 管理者精神とリーダーシップの関係=92
企業家精神=92
管理者精神=93
リーダーシップ=94
コラムII-6. リーダーシップ研究の系譜=95
4-2. 経営者能力の発揮=97
創業期に求められる経営者能力=97
成長期に求められる経営者能力=101
コラムII-7. ソニーウォークマンの開発と社長の能力=104
安定期に求められる経営者能力=105
再成長期に求められる経営者能力=107
III. 経営戦略論=111
1. 経営戦略論とその系譜=112
1-1. 経営戦略とは=112
1-2. 経営計劃との違い=113
計劃を立てることの特徴と前提=113
不透明な将来の主因=114
1-3. 経営戦略の現代的意義=115
高まる不確実性=115
経営戦略上の課題=117
1-4. 経営戦略の様様な局面=117
経営戦略の階層性=118
外部環境と内部条件の整合性=118
戦略の策定と遂行=119
1-5. 経営戦略論の展開=120
経営戦略論の確立=121
自社を位置付ける=122
内部要因の傾倒=123
経営戦略論を学ぶ意義=123
2. 経営戦略のプロセス=125
2-1. 企業の基本計劃とその現代的意義=125
経営理念, 経営方針, ビジョンとドメイン(事業領域), 社是, 社訓, 行動規範=125
基本計劃の内容と実際=127
基本計劃の現代的意義とその効果=128
基本計劃発信の方法=130
2-2. 外部·内部の分析=131
SWOT分析=131
業界構造·競争構造の分析=5つの競争要因=132
2-3. 分析的展開と創発的プロセス=134
分析麻痺症候群=134
計劃の限界=135
分析, 計劃·誘発, トップダウンに対立する直観, 創発·自律, ボトムアップ=136
注目される創発·自律のプロセスとその課題=137
コラムIII-1. 計劃·誘発的戦略と創発·自律的戦略の解釈 : インテルの事例=138
2-4. 経営戦略の策定と遂行=140
トップダウン型の戦略策定·遂行=141
創発·自律が加えられた戦略策定·遂行=141
3. 全社戦略=143
3-1. 企業の成長戦略=143
アンゾフの成長ベクトル=143
関連型多角化が望ましい=145
状況によってとるべき多角化は異なる=146
3-2. 事業の撤退, 選択と集中=148
企業の経路依存性=148
撤退戦略=149
選択と集中=150
M&A(Mergers & Acquisitions)=151
3-3. グローバル展開に向けて=153
グローバル化の意義=154
グローバル展開のプロセス=154
社内のグローバル化=155
昨今のBOPビジネスの特徴=156
コラムIII-2. マイクロファイナンスとBOPビジネス=157
4. 事業戦略=158
4-1. ポジショニング=158
PPM(Product Portfolio Management)=158
ポーターの3つの基本戦略=162
4-2. 競争優位の戦略=164
資源ポジション·バリヤー=164
価値連鎖=165
4-3. 競争と協調の戦略=166
ゲームアプローチ=166
戦略的提携=167
5. 製品戦略=170
5-1. 製品戦略と新製品開発プロセス=170
製品開発におけるマーケティングの役割=170
技術開発とイノベーション=171
製造技術と製品技術=172
製品開発のプロセス=174
5-2. 研究開発戦略=175
技術レベルと企業が取り組む研究開発=175
技術のS曲線=176
技術のロードマップ=177
6. 競争優位の源泉=178
6-1. 資源べース理論の発展と強みネットワーク=178
VRIOフレームワーク=178
資源の組み合わせとしての強みネットワーク=180
コア·コンピタンス=181
6-2. 戦略経営の必要性=182
資源を結ぶ擔い手としてのヒト=182
組織に求められる仕組み=183
変わるミドルの役割=184
IV. 組織とヒトの管理=185
1. 経営資源の管理=186
1-1. 経営管理とは=186
有効性と効率性=186
組織の目標と個人の目標=186
コラムIV-1. ビジネスモデル=187
1-2. 経営資源=188
社会性, 戦略, 組織, 資源=189
モノゴトの重要度の差=190
カネの管理=191
財務指標と創造性発揮=191
1-3. モノの管理=193
科学的管理法=193
大量生産=194
製品アーキテクチャ=194
コスト削減=195
コラムIV-2. 海外生産による産業の空洞化と日本国内生産の強み=197
外部資源の活用=198
品質管理=199
2. 組織の管理=202
2-1. 組織と情報=202
変化の速度の差の原理=202
企業文化=203
イノベーション=203
情報の管理と情報収集=204
コラムIV-3. 怒る=205
知識創造=206
2-2. 日本の企業組織=207
信頼取引=207
コラムIV-4. プリペイカードとクレジットカード=209
家の論理=209
プロテスタンティズム=210
社会資本=210
和魂洋才=211
2-3. 企業成長と組織構造=212
革新と展開=212
非公式組織=214
職能別組織=215
コラムIV-5. 機械的組織と有機的組織=217
事業部制と子会社=217
コラムIV-6. SBU=219
プロジェクト·チームとマトリックス組織=219
2-4. 新しい組織形態=221
フラット化組織=221
コラムIV-7. アメーバ経営=222
ネットワーク組織=222
コラムIV-8. フランチャイズ=223
3. 組織の活性化=224
3-1. 活性化とは=224
企業文化の成長段階=224
経営理念=225
組織学習=226
コラムIV-9. シングル·ループ学習とダブル·ループ学習=227
企業の活性化と組織の活性化=228
製品戦略に対応した組織活性化の3つの方策=229
3-2. 挑戦意欲の向上=231
組織制度改革=231
中間管理者の意識改革=232
減点主義から加点主義へ=233
3-3. 意識改革=233
危機感=233
経営理念·経営目標の明確化=234
現場歩き=235
企業文化変革の方策=237
3-4. 専門知識の再構築=237
スペシャリスト·エキスパートの教育·訓練=238
中途採用による環境適応=238
新規事業部門の設置=239
知識の深化=240
4. ヒトの管理=241
4-1. 能力開発=241
能力とその開発=241
能力開発の循環プロセス=242
Off-JT=242
4-2. 動機付け=243
コラムIV-10. ホーソン実験=243
従業員モラール=244
コラムIV-11. ハーズバーグの衛生理論=244
ほめる哲学=245
4-3. 能力開発のための人事評価=246
人事評価と能力開発の関連=246
人事評価と公正性=247
具体的な評価の仕方=248
職位, 職種による違い=248
経営者の考え方, 企業文化による違い=249
4-4. 日本企業の人事評価の大きな流れ=250
能力主義的評価の歷史=250
年功主義=251
能力主義=252
能力開発主義と成果主義=252
新たな評価制度=253
大変革期における挑戦意欲=254
V. これからの企業=257
1. 良い企業とは=258
1-1. 社会的責任, フィランソロピー, CSR=258
社会的責任ブーム=258
フィランソロピー·ブーム=259
CSRブーム=259
コラムV-1. 好景気の判定=260
1-2. 企業のための社会性=261
制約条件としての社会性だった社会的責任ブーム=261
企業のロジックとは無関係の社会性であったフィランソロピー·ブーム=262
CSRブームと企業のための社会性=263
アメリカ企業にとっての社会性の考え方=263
欧州企業にとっての社会性の考え方=264
単なる理想論で片付けてはならないCSR=264
日本の経営者も同意見=265
社会的責任ブームとフィランソロピー·ブームの社会性の考え方は非現実的=266
企業のための社会性と捉えるべき=266
2. 社会性に関する実証研究=269
2-1. 社会性と財務業績=269
社会性の高い企業は収益性·成長性も高い=270
高財務業績への必要条件としての社会性=272
2-2. 雇用と財務業績=276
終身雇用制は崩壊していない=276
終身雇用という"概念"=277
終身雇用維持派の財務業績は高い=277
終身雇用+能力主義で高業績=279
さらなる研究の必要性=279
REFERENCES=281
APPENDIX=289
INDEX=291