일문목차
はじめに=1
増補版まえがき=4
第1章 ベトナム市場経済化の基本構造=13
1. 市場経済化の歩み=14
2. 産業展開の基本構造=17
(1) 脆弱な工業基盤=17
(2) 外資企業の受け入れと日越関係=20
(3) 輸入代替産業の展望=24
(4) 輸出指向型産業の増勢=31
3. 南部と北部の産業展望=32
(1) 南北比較=33
(2) 中国およびASEANプラス1=37
4. 日本企業にとってのベトナム=41
(1) 部品調達をどうするか=41
(2) ベトナムの可能性=42
第2章 ベトナム産業経済の輪郭=47
1. 人口, 勞働力の推移と特徴=47
2. GDP, 産業構成の推移と特徴=51
(1) 急速な経済成長=52
(2) 資源大国=56
3. 工業構造の推移と現状の特徴=59
(1) 軽工業が牽引=59
(2) 多元セクター経済=61
4. 貿易構造, 外国投資の推移=65
(1) 貿易構造=65
(2) 外国企業進出の状況=70
(3) 日本とベトナムの関係=75
第3章 工業団地の展開と日本企業=84
1. ベトナムの工業団地開発=85
(1) ベトナム全土に展開される工業団地=85
(2) 工業団地への立地の優位性=93
(3) 北上する企業立地と工業団地開発=99
(4) 工業団地開発への直接投資=101
2. ベトナム南部における企業立地と工業団地=104
(1) 工業団地の分布と立地環境=104
(2) ベトナム工業化の起点となった輸出加工区=106
(3) ホーチミン市の郊外へ拡大する工業団地開発=109
3. ベトナム北部における企業立地と工業団地=113
(1) 工業団地の分布と立地環境=114
(2) タンロン工業団地開発と日本企業の進出=116
(3) ハノイからハイフォンへ=120
4. 工業団地開発の今後=123
第4章 国有企業の現状と私有企業の登場=126
1. 最有力国有企業の現在=127
(1) 外資進出の受け皿になる最有力国有企業集団(VEAM)=128
(2) 外資の影響を受け, 一つ踏み込んだ展開に(VIKYNO)=132
2. 新たな可能性に向かう国有企業=137
(1) 在来部門から新分野への展開(タンロンメタルウエア)=138
(2) 輸出型を追求する食品加工業(COFIDEC)=141
3. 国有企業改革の方向=145
(1) 移行期の間隙を突く民営化の動き(REE)=145
(2) 標準的な国有企業改革の動き(NAKYCO)=149
4. 私有企業の発展の兆し=153
(1) 近代化の動きに応える私有企業(3Cエンジニアリング)=153
(2) 輸出アパレルメーカーを目指す(Nguyen Hoang)=158
第5章 ベトナム南部に進出する日本企業=165
1. 有力メーカーのベトナム国内市場に向けた進出=166
(1) ベトナム戦争当時の工場へ再進出(松下電器産業)=167
(2) 自動車国内市場への注目と困難(三菱自動車)=172
2. 日系ユーザーへの供給を意識した進出=178
(1) ユーザーのいるところへの進出(日本パーカーライジング)=178
(2) ベトナム進出ユーザーへの対応(ミツバ)=182
(3) 100%, 国内市場に対応する(日本電池)=188
3. 輸出生産拠点の形成=192
(1) ASEANの輸出生産拠点の形成(日東電工)=193
(2) 輸出生産拠点から国内への視野(ワコール)=197
(3) ASEANにおける拠点性を評価(日本電産トーソク)=201
(4) 最先端からローテクまでを受ける(NECトーキン)=207
4. 東アジアのリスクヘッジを求めた進出=211
(1) 東アジアのカントリーリスクの分散(富士通)=212
(2) 中国への傾斜の回避(マブチモーター)=216
(3) リスクヘッジと現地化の徹底(日本電産コパル)=220
5. 中堅·中小企業の進出=224
(1) 日本国内では闘えない(日星電気)=225
(2) 背水の陣の進出(日本精密)=230
(3) 金型を安く作るための進出(ムトー精工)=234
(4) ASEAN市場のユーザーへの供給(原田工業)=239
第6章 ベトナム北部に進出する日本企業=245
1. 政府による北部への誘導=246
(1) ベトナム最有力産業への世界トップ企業の進出(ホンダ)=246
(2) 小規模自動車生産の実験場(トヨタ)=250
2. ベトナム北部の環境改善を意識した輸出生産拠点形成=255
(1) ベトナム南部から展開した勞働集約型工場(矢崎総業)=256
(2) 電子部品の資本集約型生産拠点(住友ベークライト)=260
(3) ハイテク系ベンチャー企業の進出(ローツェ)=264
3. 東アジア, 中国への集中回避=269
(1) 東アジアでのリスク分散を意識(住友電装)=270
(2) 中国への集中回避と中国の活用(キヤノン)=274
第7章 外国投資の環境整備と課題=281
1. 外資政策の変遷=282
(1) 外国投資法の制定(1987年)=283
(2) 外国投資法の改正(1996年)=286
(3) 96年当時の外資受け入れ状況=288
(4) 外国投資法の改正(2000年)=293
2. 外資誘致の環境整備と課題=295
(1) ベトナムの外資誘致政策の展望=295
(2) 2003年時点での進出日系企業の状況=298
(3) 現段階でのベトナム投資の魅力=302
第8章 産業インフラとロジスティクス=307
1. ベトナムの産業インフラの現状と課題=308
(1) ベトナムの産業インフラ整備に対する日本の支援=308
(2) 道路の整備状況と課題=312
(3) 港湾の整備状況と課題=314
(4) 航空と鉄道の整備状況と課題=315
(5) 電力と通信の整備状況と課題=318
(6) 産業インフラ整備の方向性=320
2. 部品調達~製品輸出をめぐる周辺諸国との関係=322
(1) 進出日本企業のロジスティクスの実際=323
(2) 中国(華南)との関係=326
(3) ASEANの中のベトナム=328
第9章 ベトナム金融システムをめぐる諸問題=331
1. ベトナム国内金融の基本構造=332
(1) ベトナム金融システムの発展過程と課題=332
(2) ベトナム金融取引の現状と課題=336
(3) 民間企業向け金融システム確立への課題=340
2. 日本ODAの現状と課題=342
(1) 日本の対越ODAに見る基本構造=342
(2) インフラ整備への貢献と課題=343
(3) 経済改革支援借款への取り組みと課題=346
(4) 技術援助への取り組みと課題=347
3. 進出日本企業を取り巻く金融環境=349
(1) 現地法人の金融に関する基本情報=349
(2) 資金調達の現状と課題=350
(3) 現地ファイナンスへの取り組み(はせがわ)=354
(4) 進出中小企業を取り巻く環境=355
第10章 移行期経済の流通, マーケティング=358
1. 現地企業における流通, マーケティング=358
(1) VIKYNO(国有·農業機械メーカー)=358
(2) Nguyen Hoang(私有·衣料品メーカー)=362
2. 日系企業における現地マーケティング=365
(1) ホンダ(日系·オートバイ製造販売)=365
(2) トヨタ(日系·自動車製造販売)=370
3. 市場経済化へ向けた移行流通構造=373
(1) 六つの移行期セグメント=373
(2) 四つの移行期における流通マージン構造変遷=375
(3) ベトナム消費の行方とマーケティング·ポイント=379
第11章 ベトナムの産業発展と日本企業=381
1. 東アジアをめぐる新たな「交流の時」=382
2. ベトナムのこれからの道筋=386
3. 日本企業の東アジア展開の中のベトナム=390
補論1. ベトナムの投資動向と今後の展望=396
1. 経済概況=398
2. 外国投資動向=404
3. 日本企業にとってのベトナム=412
補論2. チャイナ·プラス·ワンの実像=420
1. チャイナ·プラス·ワンについて=421
2. ベトナム経済概況=428
3. 外国投資動向=432