일문목차
はじめに=iii
序章 なぜ「高校生でも読める」戦後史の本を書くのか : 日本の戦後史は, 「米国からの圧力」を前提に考察しなければ, その本質が見えてきません=1
第一章 「終戦」から占領へ : 敗戦直後の一〇年は, 吉田茂の「対米追随」路線と, 重光葵の「自主」路線が激しく対立した時代でした=17
第二章 冷戦の始まり : 米国の世界戦略が変化し, 占領政策も急転換します. 日本はソ連との戦争の防波堤と位置づけられることになりました=89
第三章 講和条約と日米安保条約 : 独立と対米追随路線がセットでスタートし, 日本の進む道が決まりました=115
第四章 保守合同と安保改定 : 岸信介が保守勢力をまとめ, 安保改定にものりだしますが, 本質的な部分には手をつけられずに終わります=179
第五章 自民党と経済成長の時代 : 安保騒動のあと, 一九六〇年代に日米関係は黄金期をむかえます. 高度経済成長も始まり, 安全保障の問題は棚上げされることになりました=221
第六章 冷戦終結と米国の変容 : 冷戦が終わり, 日米関係は四〇年ぶりに一八〇度変化します. 米国にとって日本は, ふたたび「最大の脅威」と位置づけられるようになりました=309
第七章 9.11とイラク戦争後の世界 : 唯一の超大国となったことで, 米国の暴走が始まります. 米国は国連を軽視して世界中に軍事力を行使するようになり, 日本にその協力を求めるようになりました=335
あとがき=365
資料=373
年表=377
INDEX=386