일문목차
序 よみがえれ"東北"―わが第二のふるさと=5
第一部 東北の隠れた先人たち
1. もう一つの東北人論―東北はどんな人を生み出したか=23
2. 飢餓の風土に生きて―天文山前原寅吉=41
3. 語り継がれた東北の人びと―保阪嘉内·宮沢賢治·前原寅吉=79
4. 賢治の国柱会とベジタリアン大祭―国境を越える構想=97
第二部 東北日本の近代史
1. 東北史への視点―先住民の文化から=111
2. 地震·津波の一世紀―東北被災史=121
3. 日本民衆史の北限と南限―内なる差別構造=127
4. 新たな民衆像の創出を―民衆史研究の意義=133
第三部 民俗誌を現代にいかに生かすか
1. 優しい東北の山の人びと―マタギとともに=145
2. 水俣川流域の民俗誌―胸を打つ無名者の証言=161
3. 庶民のこころと情報革命=191
4. 秩父事件への小さな疑問から=203
5. 秋田事件の再評価をめぐって―自由民権運動の志に学ぶ=209
第四部 東日本大震災に思う
1. 3.11から何が変ったか=243
2. 内部被曝の怖ろしさ―ヒロシマとフクシマと水俣=253
あとがき=257