일문목차
本書でとりあげるアフリカ諸国と都市=iv
序章 現代アフリカと国際関係―課題と方法 / 小倉充夫=3
第1節 アフリカと国際関係=3
第2節 アフリカ社会と国際的関係性=6
第3節 各章の概要=8
第1章 民族の分断と地域再編―ティグライから見たエチオピアとエリトリアの100年 / 眞城百華=13
はじめに=13
第1節 アフリカ分割と国境劃定―ティグライの分断=17
第2節 イタリア植民地支配下のエリトリア=20
1. 植民地支配下の社会変容=20
2. エチオピア帝国政府の介入=24
第3節 連邦制に至る道程=25
1. 脱植民地化と地域再編=25
2. 統合と独立をめぐるエリトリア諸政党の対立=28
第4節 エチオピアの介入と連邦制の崩壊=33
第5節 エチオピア帝国支配下のティグライ―支配民族間対立の構図=35
第6節 共闘の歷史=40
おわりに=41
第2章 「解放の時代」におけるナショナリズムと国民国家の課題―ルワンダを事例として / 舩田クラーセンさやか=49
はじめに―ルワンダの現在と虐殺後18年の課題=49
第1節 アフリカの脱植民地化における解放と主体=51
1. 世界が夢見た解放と思想=51
2. 誰による何からの解放か?=52
3. 三つのナショナリズムへの植民地権力と冷戦の影響=56
第2節 ルワンダにおける解放とナショナリズムの主体=58
1. エスニシティの形成と領域の劃定=59
2. 脱植民地化におけるナショナリズムの勃興=63
3. 暴力化するナショナリスト同士の対立=73
4. 植民地権力にもたらされた騒乱後の体制変動=76
5. 集団間の衝突=77
おわりに―「解放の時代」における国民国家体制とアフリカの課題=80
第3章 植民地支配と現代の暴力 / 小倉充夫=89
はじめに―よみがえる過去=89
第1節 支配と抵抗=92
第2節 脱植民地化と土地改革=98
第3節 植民地責任と土地占拠=101
第4節 暴力の背景としてのムガベ=108
第5節 主体間の関係性=114
おわりに―国際関係の変化の中で=119
第4章 国家·社会と移民勞働者―南アフリカ鉱山における勞働者の協調と分断 / 網中昭世=129
はじめに=129
第1節 勞働力の調達方法の継承と勞働者の階層化=133
1. ナタールのプランテーション開発と勞働力の確保=133
2. キンバリーのダイヤモンド鉱床開発と勞働者=134
3. ラント金鉱地帯の勞働者=136
第2節 初期の鉱山開発と1896年ストライキ=138
第3節 新金鉱地の開発と勞働者の構城の変化=143
1. 1946年ストライキに至る社会経済状況の変化=143
2. 1946年ストライキの参加者と非参加者の関係=146
3. 勞働組合の承認と1982年ストライキ=148
おわりに=150
第5章 南アフリカにおける女性と市民権 / モニカ·セハス ; 真嶋麻子 訳=157
はじめに=157
第1節 アパルトヘイト期における女性の無権利=159
第2節 変化のための交渉=161
1. 運動のなかの女性たち=162
2. 『有効な平等のための女性憲章』=165
3. 憲法交渉=166
おわりに=170
第6章 変化する都市住民の特徴と青年層 / 小倉充夫=175
はじめに=175
第1節 還流型勞働移動の終焉?=178
1. 移動の特徴=178
2. 出稼ぎ勞働の終焉と永住化=180
第2節 世代間の相違=186
第3節 ルサカの青年を取り巻く新たな状況=192
1. 都市第一世代との相違=192
2. 青年における階級問格差=196
おわりに=201
第7章 多民族国家における言語·民族集団と国民形成 / 小倉充夫=205
はじめに=205
第1節 植民地支配と言語=208
第2節 ザンビアにおける言語集団と国家=213
第3節 ンセンガ人をめぐる言語集団間関係と共通語=217
1. ンセンガと他集団との関係=217
2. ンセンガ人の言語と国民国家=221
おわりに=222
参考文献一覧=227
あとがき=231
事項·人名索引=233