일문목차
序―三種の神器とは何か
第一章 八咫鏡 : アマテラスが命じた「同床共殿」=15
神器の第一は(玉)か(鏡)か=15
神秘の宮中三殿=17
卜部氏の本家, 吉田兼倶=21
八咫鏡の由来=23
ニギハヤヒが授かった十種神宝=28
先に天孫降臨したニギハヤヒ=30
籠神社は"元伊勢"か=32
「鏡」の祭祀へシフト=35
三角縁神獣鏡は「アマテラスの鏡」か=36
それは舶載鏡か仿製鏡か=39
世紀の大発見, 平原遺跡=43
平原遺跡は伊都国の王墓か=46
金印「漢委奴国王」の国=48
破砕された鏡の謎=50
神器「第一位」の由来とは=51
第二章 草薙剣 : 天皇への祟りから, 英雄の佩刀へ. 変貌する流転の秘宝=56
熱田神宮の"実見"記録=56
鹿島神宮の十握剣=59
オオモノヌシ=62
草薙剣は何を保証するか=64
崇り神·オオモノヌシ=68
韴霊剣は"内反り"=69
石上鎮座の真相=73
草薙剣という名の尊厳=75
素環頭大刀=78
尾張氏はなぜ(剣)を返納しなかったか=80
名称変更は不要か=82
すべての「神剣」=84
幻となった「尾張神宮法案」=88
第三章 八坂瓊曲玉 : 唯一, 宮中にとどまり続ける究極の秘宝=91
勾玉の美は「命の形」か=91
「まがたま」の表記=92
八尺瓊曲玉という名称=95
曲玉の旅=97
出雲から献上させた「神宝」=100
ニギハヤヒの「十種神宝」の行方は=103
天武天皇の理念を映す第三の神宝=106
花園天皇がスケッチした「璽筥」=109
八坂瓊曲玉は天皇の守護か=113
八坂瓊曲玉が守護するものは=118
宮中に祀られていたオオクニタマ神=119
赤い胎児―神の赤児=123
斎宮の孕んだ石=125
丁字頭勾玉は胎児曲玉の頂点=131
第四章 三種の起源 : 四五〇〇年前の謎と, 正統性の「保証」=136
三種の神器の由来=136
崇り神から御霊信仰へ=141
崇り神から守護神へ=142
かつて別の「三種」があった=144
玉琮, 玉璧, 玉鉞は王権の証し=150
天武天皇と道教思想=152
「天動説」の真理=155
前方後圓墳の思想=157
地上に現れた「三種の神器」=162
第五章 昭和·平成の神器 : 昭和天皇が守ったもの=166
三島由紀夫の「三種の神器」観=166
践祚にともなう三種の神器の承継=168
昭和天皇は, わが身に替えて「国民」と「神器」を守ろうとした=175
神器の受難=178
三種の神器と, 神社の御神体=180
「まつり」の本質は「崇り鎮め」=182
御神体·依り代の本来の姿=186
神器はなぜ国産(和製)か=188
神器は玉体(天皇の御身体)に装着するのが正しい=193
跋=196
参考資料=200