일문목차
まえがき=5
I. 国民国家論再論=9
1. 帝国の形成と国民化=10
2. フランスの解体?―もうひとつの国民国家論=55
3. グローバル化と戦争―イラク占領の「日本モデル」について=68
4. グローバル化に伴う植民地主義とナショナリズム=91
5. 欧化と回帰―ナショナルな表象をめぐる闘争について=105
6. ナショナリズムと民族主義―孫文とタゴールの民族主義論を手がかりにして=122
7. フランス革命再論―革命は植民地主義を克服したか=152
8. 『ルイ·ボナパルトのブリュメール一八日』再読―ボナパルティズムについての私的な回想=173
II. 植民地主義の再発見=187
9. 六八年革命再論=188
(1) 壁の言葉―国民国家論の余白に=189
(2) パリの六八年=199
(3) パリ五月革命―世界的な学生反乱の意味=203
(4) 宗教学の死, あるいは一九六八年以後に生き延びること―磯前順一著『宗教概念あるいは宗教学の死』への書評=209
10. 植民地主義と引き揚げ者の問題=212
11. 植民地主義の再発見=222
12. 私にとっての朝鮮―遅れてきた青年の晩年について=233
13. 二つの廃墟について=248
14. 東日本大震災が明らかにしたこと―原発とグローバル化の問題を中心に=251
III. 多言語·多文化主義再論=263
15. 多言語·多文化主義をアジアから問う=264
16. 多文化主義の不正義=310
17. ヴァナキュラーな言語と教育言語―グローバル化のなかの言語とアイデンティティ=320
18. 差異とアイデンティティのための闘争の先に見えてくるもの―タゴールとイリイチを手がかりに=334
19. 多文化共生と国内植民地主義=352
20. 言語による独裁制と植民地化―『プラスチック·ワード』を読む=377
21. 文化の国境をいかに越えるか―東アジアにおける共同無形文化遺産の事例を手がかりに=384
22. 焼かれた国境―ヨーロッパの「郊外暴動」について=395
IV. スタンダールと戦後文学=399
23. スタンダールの晩年―冬のイタリア紀行=400
24. 偽名とロマネスク―スタンダールの変名趣味をめぐって=432
25. 織田作之助とスタンダール, あるいは京都の織田作之助について=462
26. 再び生きられたフランス革命―スタンダールの戦後=477
27. ギゾーとスタンダールの文明観をめぐって=491
28. 戦後文学再考―9.11のあとに=510
29. 太宰治再読―弱者のユートピアをめぐって=525
30. 日本におけるスタンダール受容の問題―(私)はいかにスタンダールを読んだか=530
31. 作家の死と復活―La vie Murmurée(『日日の呟き』)を観て=555
32. 廃墟と生体実験―3.11のあとに=559
あとがきに代えて=578
西川長夫·略歴と著作目録 / 内藤由直=619