일문목차
日本語版への序=3
はじめに=5
第1部 異文化体験
第1章 地球村での異文化接触=16
1.1. 体験から学ぶ異文化滞在=16
1.2. 本書のねらい=17
1.3. 深層文化=18
1.3.1. 深層文化と地球村=21
1.3.2. 異文化の深い学びの回避=22
1.4. 異文化の学びについての視座=25
第2章 文化に対する異議=28
2.1. 「文化」とは=28
2.1.1. 百花繞乱の定義づけ=28
2.1.2. エドワード·ホール : 文化から異文化へ=31
2.2. 「文化」への異議=34
2.2.1. 社会アイデンティティと意味を共有する共同体=35
2.2.2. 文化は行動を引き起こすか=38
2.3. 文化を体験する=40
第3章 文化の深層構造=42
3.1. 文化の「規則」と文化の差異=42
3.1.1. 解釈のための確かな枠組みとしての文化=43
3.1.2. 文化差の深層構造=44
3.2. 深層文化の差異に関する研究=46
3.2.1. 言語相対論=47
3.2.2. 深層文化と認知プロセス=48
3.2.3. 次元と領域=53
3.3. 価値志向の理解へ向けたアプローチ=54
3.3.1. ホフステードの価値志向=55
3.3.2. トロンペナースとハムデン=ターナーの「文化たまねぎ」モデル=58
3.3.3. 規範, 価値観, 隠れた前提=63
3.4. 人間の普遍性と文化の生物学的基盤=68
3.4.1. 文化プログラミングと個人の選択=72
第4章 深層文化と残念な結末=73
4.1. 悪化=73
4.1.1. 隠れた文化と増幅する偏見=74
4.2. 「型の認識」として異文化を学ぶ=76
4.3. 求められる変化への抵抗として異文化を学ぶ=79
4.3.1. 深層文化の差異と絶対的判断=81
4.4. 傾注レベルと異文化への抵抗の深さ=84
4.5. 中立的に異文化を語る言葉=86
4.6. 否定的反応と異文化における成功=88
第5章 異文化を学ぶ目標=92
5.1. 異文化における成功の定義=92
5.1.1. 異文化教育と異文化適応=93
5.1.2. 異文化の気づきと異文化教育=93
5.1.3. 言語教育における異文化能力=96
5.1.4. 異文化適応研究=98
5.2. 異文化における成功の現象学的見解=99
5.2.1. 建設的境界性=101
5.2.2. ベネットへの批判=102
5.2.3. 異文化の学びと深層文化=105
5.3. 文化の深さをはかる対人関係=106
5.4. 言語学習と深層文化=107
5.5. 目標からプロセスへ=107
第6章 異文化学習プロセス=109
6.1. 深層文化を学んだ成果の違い=109
6.2. カルチャー·ショックと文化の学び=110
6.2.1. カルチャー·ショックの構造=111
6.2.2. 環境の手がかりと「ナビゲーションの課題」=112
6.2.3. コミュニケーションと「相互行為の課題」=112
6.2.4. 異文化の学びから生起する「アイデンティティの課題」=113
6.3. 深層と表層レベルでの適応課題=114
6.3.1. 抵抗, 受容, そして適応=115
6.4. ベネットの提唱した6段階の異文化感受性=116
6.4.1. 自文化中心主義の段階=116
6.4.2. 文化相対主義の段階=118
6.5. 異文化感受性発達モデル(DMIS)の妥当性=119
6.5.1. 文化を超えての妥当性=121
6.5.2. DMISと「混在状態」=122
6.5.3. 異文化感受性と深層文化=125
6.6. 異文化の学びの図式化=129
第2部 文化学習の深層文化モデル
第7章 深層文化モデル=136
7.1. 異文化の学びについての深層文化モデル=136
7.1.1. 異文化を学ぶプロセス=136
7.1.2. 用語の定義=137
7.2. 異文化における成功と失敗=138
7.3. 深層における異文化体験が求めるもの=139
7.4. 異文化の学びにおいて不可避なもの=141
7.5. 文化の学びにおけるジレンマと志向性=142
7.6. 文化を学ぶプロセス=143
第8章 変化への抵抗=147
8.1. 抵抗=147
8.1.1. 抵抗と反感=148
8.1.2. 抵抗とラポール=151
8.1.3 反転=151
8.2. 表層抵抗=152
8.2.1. 目に見える課題と象徴的な意義=153
8.3. 深層での抵抗=154
第9章 差異の受容=156
9.1. 受容=156
9.1.1. 好感と受容=158
9.2. 表層受容=158
9.2.1. 深層での抵抗を伴う表層受容=159
9.2.2. 知的受容と深層受容=159
9.3. 深い受容=162
9.3.1. 深い受容と言語学習=164
9.3.2. 受容と適応=166
第10章 適応と異文化アイデンティティ=167
10.1. 適応=167
10.1.1. 強制された適応=169
10.1.2. 表層適応=171
10.1.3. 深層と象徴=172
10.1.4. 変化への明示的必要性と不安=172
10.2. 深い適応=173
10.2.1. 内面的適応への必要性と言語学習=174
10.2.2. 明示的/非明示的な規範と価値観=177
10.3. 文化的コード変換=179
10.3.1. 深い適応とアイデンティティの揺らぎ=181
10.3.2. ラポールと文化的アイデンティティ=182
第11章 個人差=184
11.1. 個人差=184
11.2. 抵抗とラポール=184
11.3. 関係性と言語学習=190
11.4. 文化の距離=195
第12章 適応を超えて=200
12.1. 適応を超えて=200
12.2. 異文化における成功とは=200
12.3. 「カメレオン」=204
12.4. アイデンティティの問題=208
12.4.1. 2項対立的な異文化体験と三角測量=211
第13章 「地球村」が意味するもの=214
13.1. 何のために異文化を学ぶか=214
13.1.1. 異文化体験を語る言葉=214
13.1.2. 異文化体験用語の適用=215
13.2. 外面的/内面的文化と表層/深層異文化体験=217
13.3. 関係を作る, 言語を学ぶ, 異文化を学ぶ=219
13.4. 異文化教育の原理=220
13.5. 結論=222
(異文化体験)用語解説=225
本書に登場する異文化滞在者たち=238
訳者あとがき=241
参考文献=243
索引=254