일문목차
はじめに=3
序論 市場経済と資本主義と近代市民社会=11
第一部 市場経済と『資本論』
第一章 市場経済を理解するための基礎知識=28
補論 『資本論』の価値論の理解のために=49
第二章 市場経済を捉える論理―価値形態論=58
1. 単純な価値形態Aの問題=64
2. 拡大された価値形態Bから一般的価値形態Cへ=75
3. 一般的価値形態Cと貨幣形態Dの本質的相違=81
4. 商品世界の現実的成立―商品論の構成=89
第三章 貨幣の役割=92
1. 商品価値を計る貨幣=93
2. 商品流通と貨幣=113
第四章 資本とは何か=128
1. 安く買い高く売り利潤を得る―商人資本=128
2. 金貸し資本―高利貸し=138
3. 資本主義を成立させた資本―産業資本=141
第五章 資本の生産過程と価値の実体規定=153
1. 『資本論』が挑戦した問題=155
2. 生産物価値の形成と増殖―価値法則の成立=171
3. 価値法則の意義=183
補論 『資本論』の価値法則に関する混乱=187
第六章 資本主義の物神性=195
1. 勞働力商品の特殊性と賃金形態=195
2. 市場経済の物神性=202
第二部 市場経済と現代
第一章 市場経済は善玉か悪玉か=214
1. 悪魔の碾き臼としての市場経済―ポラニー対マルクス=214
2. 絶対善としての市場経済―ハイエクとフリードマン=221
3. 経済的自由と政治的自由=234
第二章 資本主義 対 社会主義=238
1. 社会主義計劃経済の問題点=239
補論 マルクスの市場経済批判と社会主義論=247
2. 社会主義国家と市民社会=250
3. 旧社会主義国家の破綻の原因=253
第三章 現代資本主義の金融経済化とグローバリゼーション=262
1. 金融経済の独走=262
2. 世界金融恐慌へ=271
3. 「スーパー資本主義」の意味=280
第四章 脱資本主義の二つの局面―福祉国家と新自由主義=291
1. 資本主義の終焉説=291
2. 脱資本主義の第一局面―福祉国家=296
3. 脱資本主義の第二局面―市場経済による資本主義の熔解=300
終章 新しい社会への展望=314
1. マルクスの新社会論の検討=314
2. アタリの新しい社会への展望=324
3. グローバル市民社会=331
終わりに=340
参考文献=345
索引=348