일문목차
プロローグ=1
第1章 いま, 日本の医療現場で起きていること=5
① 日本の医療がドイツから学ぶべきこと / 川渕孝一 ; 南和友=6
ドイツで見たこと, 学んだこと=6
何も変わっていない日本, 変わったドイツ=13
ドイツの医療から学べるもの=21
日本の医療はどうすれば変わるか=30
② 日本の医療の問題点 / 村井隆三 ; 南和友=39
日本の医療の閉塞状況の原因=39
医師不足について=46
混合診療について=54
日本の医療の質を高めるために=63
③ 勤務医の負擔は軽減できるか / 小柳俊哉 ; 南和友=73
入局者が激減している理由=73
新しい魅力ある病院とは=79
④ 中堅心臓外科医の日常勤務の実態 / 依田真隆 ; 南和友=86
15年経験の医師が手術年間50症例=86
1カ月に400時間勤務=91
人間味にあふれた医師を=93
「勤務医の会」をつくってほしい=97
⑤ 医師不足解消のために―NP, PAの役割 / 前原正明 ; 南和友=101
医師と看護師の中間的役割=101
NP, PAの導入で医師不足は解消できるか=107
第2章 医師と患者の間=115
① 患者に選ばれる病院づくり / ジョン·C·ウォーカー ; 南和友=116
亀田総合病院はグローバル·スタンダードを目指してきた=116
日本の病院は情報開示が急務=120
医師数が3倍に増えた理由=125
患者も電子カルテを見られる=130
② 医師に望むこと, 患者に望むこと / 百百秀心 ; 南和友=134
信頼される医師になるために=134
開業医と専門医=140
医師と患者の信頼関係構築=143
③ 良い医師を見つける患者力 / 田辺功 ; 南和友=148
医師の力で患者力=148
システムを変えて医療をよくする=153
第3章 医師を育てる=161
① 医師養成のあるべき姿 / 福井次矢 ; 信友浩一 ; 南和友 ; 成島香里=162
教授職から病院長職へ=162
基礎と臨床のバランスを考える=170
医師の診療科, 地域偏在をどうするか=178
望まれる医学教育=186
② 日本で良い外科医を育てるために / 藤堂省 ; 南和友=195
日本の移植医療はいま=195
外科医は手術場で育つ=198
医師となって大人になる日本=202
③ 海外で活躍する日本人医師 / 福島孝徳 ; 南和友=211
業績を評価する欧米=211
医師に自由が認められている=215
日本の医療は地方分権すべし=218
若手はエキスパートにつくべし=223
第4章 医療改革を進める仕組みづくり=227
① 医療改革のためのリーダーシップ / 田島知郎 ; 南和友=228
仕組みの悪さが医療崩壊を招いた=228
病院はもっとオープンシステムに=232
医療は公のもの=236
医療·介護の問題にも注目を=240
② 医療·福祉の向上と経済成長 / 中川暢三 ; 南和友=244
医師が経営者であってはいけない=244
公的保険は最低限に=247
豫防医療にインセンティブを=251
日本の医療は政治の縮図=255
③ 在宅チーム医療での特定看護師の役割 / 草間朋子 ; 南和友=260
特定看護師の制度化を目指して=260
看護の視点に立った診療=263
第5章 日本の医療を創るために / 川渕孝一 ; 村井隆三 ; 南和友 ; 成島香里=269
① 日本の医療と海外の医療の違い=270
急性期病院の一般外来は閉鎖すべき=270
医師と患者の信頼構築を=274
② 必要な医療の再編=278
医師の待遇改善につながらない診療報酬改定=278
政府が医療再編を=282
③ 高齢社会の介護の実態=287
望まなくても生かされる日本の医療=287
家族で生と死を話そう=290
④ これからの日本の医療改革 現実的な処方箋=295
キーワードは医療の集約化と教育=295
最後は"強力なリーダーシップ"が必要となる=299