일문목차
まえがき=i
第1章 教育と学校=3
1. 教育とは何を指しているのか=4
2. 国民教育制度としての近代学校=6
コラム1. モンゴルの伝統文化と子ども=9
コラム2. 辺境に暮らす小学生=13
3. さまざまな教育のかたち=15
コラム3. 日本の社会教育=19
第2章 ノンフォーマル教育とは何か=23
1. 近代学校とは異なる教育=24
コラム4. タイのノンフォーマル教育=25
2. ノンフォーマル教育の二つの意味=28
3. ノンフォーマル教育はどのように論じられてきたか=35
4. ノンフォーマル教育を把握するための枠組み=40
第3章 学校教育制度の課題とノンフォーマル教育=45
1. 近代学校教育への批判=46
2. オルタナティブ教育の構想=49
3. 非正規の学校=52
コラム5. インドにおける無認可学校―低額私立学校=54
コラム6. 朝鮮学校の教育=57
第4章 生涯学習を支えるノンフォーマル教育=63
1. 成人教育の国際的推進=64
コラム7. OECDの国際成人力調査=69
2. 大人が学ぶ場, 子どもが育つ場=72
コラム8. 公民館=74
コラム9. 東日本大震災と社会教育施設=77
コラム10. 町の小さな読書会=79
コラム11. 冒険遊び場(ガラクタ遊び場)=82
コラム12. 遊びのまち「ミニミュンヘン」=87
3. 生涯学習の市場化と国際基準化=91
第5章 教育開発の課題とノンフォーマル教育=93
1. 教育開発と国際援助=94
2. 初等教育の課題=98
3. 成人識字教育から地域づくりへ=102
コラム13. ユネスコにおけるノンフォーマル教育への取り組み=106
コラム14. フィリピンのオルタナティブ学習システムと地域社会のかかわり=110
4. 地域の文化に根ざした教育をつくる=113
コラム15. パキスタンのノンフォーマル教育の可能性―レンガ窯勞働者の学びを中心に=115
コラム16. 地域を育み, ともに生きるための学び=119
コラム17. フレイレの識字教育―自由のための文化実践=123
コラム18. ケニア牧畜民サンプル社会における保育プログラム=125
第6章 多文化社会の課題とノンフォーマル教育=131
1. 多文化社会における教育の課題=132
コラム19. 在日フィリピン人の言語·文化継承=135
2. 異文化を生きる人人への学習支援=140
コラム20. 自主夜間中学校=142
コラム21. 地域における日本語学習支援=146
コラム22. 横浜·寿識字学校=149
3. アイデンティティ形成の資源を獲得する=152
コラム23. 欧州在住トルコ女性移民のエンパワーメント=155
コラム24. スウェーデンにおけるムスリムの学習協会=158
コラム25. 日本の学校にみる多文化教育の萌芽―民族学級=162
第7章 社会運動と結び付くノンフォーマル教育=167
1. 社会運動と教育=168
2. 対抗的な教育実践=170
コラム26. デンマークのフォルケホイスコーレ=174
3. 社会変革を目指す民衆教育=178
コラム27. ブラジルの民衆教育=180
4. 勞働運動と勞働者教育=185
コラム28. スウェーデンの勞働運動と学習サークル=189
コラム29. 国際勞働者教育協会(IFWEA)=193
5. 「価値の制度化」を食い止める=195
コラム30. 「新しい社会運動」とつながる学校=198
コラム31. 「もう一つの世界」のための教育―世界社会フォーラムと世界教育フォーラム=201
第8章 持続可能な社会のためのノンフォーマル教育=205
1. これからの社会に求められる教育=206
2. 「ESDの一〇年」と実践=207
コラム32. ESDに関する世界会議へ向けた岡山市の取り組み=209
3. 学校におけるノンフォーマルなESD=212
コラム33. バルト海プロジェクト―ユネスコスクール=213
4. 柔軟な教育や学習を捉える=216
コラム34. ノディングズによるケアの理論=217
第9章 ノンフォーマル教育研究へのアプローチ=219
1. ノンフォーマル教育を考えるための教育理論 / 奥川浩士=221
2. 非正規学校に関する公式文書の分析 / 小原優貴=226
3. コミュニティ研究とフィールド調査 / 田村梨花=230
あとがき=235
参照文献一覧=238
執筆者紹介=248