일문목차
まえがき=3
第1章 会社にNOと言えない若者はどうしたらいいのか=15
「合法」か「違法」かをまずはっきりさせること=15
若者が抱える働き方への不安=17
私たちの世代に必要な「生きる技術」=20
正社員でも安心できない―「ブラック企業」の存在=24
メンタルヘルス(心の健康)に気をつけよう=34
第2章 日本の会社で「我慢」が通用しないわけ=39
「ブラック企業」のパターン① 選別排除型=40
「ブラック企業」のパターン② 消耗使用型=42
「ブラック企業」のパターン③ 秩序崩壊型=43
「ブラック企業」で「我慢」は続かない=45
「正社員=安定」という幻想が, 「ブラック企業」を強くする=48
「社畜」とは違う処世術が求められる時代=49
第3章 「就活」に踊らされない心構え=51
就活は戀愛?=52
就活は戀愛とは違う=53
就活を経て過酷な勞働を受け入れるようになる=54
就活の波に溺れないために=56
どうすれば就活のつらさから逃れられるのか=59
第4章 働いてはいけない企業を見抜く=61
働いてはいけない企業がある=61
なぜ「怪しい会社」を教えてもらえないのか?=63
学校の先生は世の中の厳しさを知らない?=63
ハローワークは「ブラック企業」も公平に扱う=66
就職情報サイトを信用してはいけない=67
最終的には自分で調べるしかいない=69
離職率の高い企業には要注意=71
離職率がわからない場合=72
就職情報サイトを上手に活用しよう=73
固定残業代に要注意=75
「固定残業代」はなぜ危ないのか=78
よくわからない書類に一方的にサインさせられたら要注意=79
「ブラック企業の見分け方」ガイドブックを活用しよう=80
記録を残そう=81
見抜く技術の限界=82
第5章 危険な会社に見切りをつける=85
いま働いている会社に見切りをつける技術=85
善意や夢を絡めとる会社=87
倒れるまで働いたって報われない=90
「あと3年は続けられない」と思ったら黄信号=92
「過労死ライン」が客観的な指標=93
3年前に入った先輩のようになりたいですか?=95
第6章 相談窓口の上手な頼り方=97
争うつもりがなくても相談を=98
おかしい·つらいと思ったら, すぐ相談しよう=101
自分を責めるのは後回し=102
社内の窓口にいきなり相談するのはやめた方がいい=105
複数の窓口で意見を聞く=107
第7章 「ブラック企業」から脱出する=111
つらいときは逃げたっていい=111
元気なうちに脱出を=113
経済的に厳しい場合は生活保護を=114
会社が退職に応じてくれなかったら=117
「辞めます」と伝えるタイミング=121
雇用保険で損をしない方法=125
退職時の子どもじみた嫌がらせ=128
「穏便に辞めたい」の難しさ=129
第8章 会社との交渉のポイントは「あきらめないこと」=131
あきらめないことが闘いの大きな一歩=133
紛争解決機関は大きく分けて4種類=135
勞働基準監督署は個人救済の機関ではない=136
勞働基準監督署では「申告」制度を=137
あっせんの弱点は強制力のなさ=140
弁護士にも専門分野がある=142
勞働審判制度の利用=143
勞働組合の団体交渉は, 強制的交渉=145
親会社や元請けに責任を取らせる=147
ネットワークに参加する=148
会社と「向き合う」メリット=150
第9章 若者こそ知っておきたい勞働法の基礎知識=153
1. 勞働法を使う際の心構え=153
2. 働く際の「ルール」についての基本=156
3. 残業代にまつわる問題=160
4. セクハラ·パワハラ·マタハラ=166
5. 懲戒=171
6. 解雇·退職=174
7. 勞災保険=184
8. 雇用保険=188
9. 生活保護=192
終章 20年後の社会に向けて今からできること=197
個人の場当たり的な対応には限界がある=197
劣悪な企業から逃げられる仕組みづくり=199
非正規では生きていくことが難しい社会=200
正社員化よりも, 非正規のまま生きていける社会にすることが大事=202
具体的に必要な方策=204
過労に駆り立てられる競争から自分たちを守る=206
誰にでも共通するルール=207
まずは勞働時間規制から=209
当事者として参加すること=210
集団として関わること=212
勞働組合のポテンシャル=214
巻末鼎談 : "困ってる若者"がブラック企業に負けず"幸福"になる方法 / 大野更紗 ; 古市憲寿 ; 川村遼平=217
若者のための相談窓口「POSSE」=217
多くの勞働者が解雇に対して"泣き寝入り"しているのが現状=221
退職させなければ, それは「強制勞働」という犯罪=226
サービス残業は"横領もしくは窃盗"ということもできる=234
社会保険は"超重要な"セーフティーネット=240
これからは勞働法と社会保険の知識が必須=244
「うつ病を作り出していいよ」という法律なんてない=248
日本は"グレーゾーン"が広すぎる?=252
「あなたは20歳の時なにしてた?」と年配者に聞いてみよう=257
あとがき=265
付録 勞働相談の窓口一覧=269