일문목차
はじめに=iii
第I部 こころのスキルアップ教育を支える理論―認知行動療法のエッセンス―=1
第1章 認知行動療法を用いたこころの整理法=2
1. 認知行動療法とは=2
2. 認知行動療法の原理=3
「気分」は「考え(自動思考)」の影響を受ける=3
「できごと」「考え(自動思考)」「気分」をつかまえる=5
同じ状況に直面しても, 気分や考えは人それぞれ=5
こころの力を取り戾す=6
3. コラム法によるこころの整理=7
コラム法とは=7
コラム法の具体的な手順=7
こころのクセ=11
コラム法を活用するためのサポート=12
4. 「行動」と「気分」, 「考え」との関係=12
「行動」も「気分」や「考え」とつながっている=12
「気分」に対する「考え」の影響, 「行動」の影響=13
第2章 問題を見極め解決していくプロセス=16
1. 問題解決技法とは=16
2. 問題解決技法の活用=19
3. 問題解決技法を活用するメリット=26
第3章 怒りへの向き合い方=28
1. 怒りに関係する考えと行動=28
怒りに関する先入観=28
怒り感情が引き起こすからだの生理的な反応=29
2. 怒りへの対処プロセス=30
怒りに向き合い, 処理するためのコツ=30
3. 怒りへの対処の実践=33
第4章 相手を思いやり, 自分を大切にするコミュニケーション=38
1. コミュニケーションパターンの把握=38
対人関係には法則がある=39
相手への対応の仕方を変えることが, 関係のあり方の変化の第一歩=42
2. 友好的な関係をはぐくむコミュニケーションのとり方=43
友好的な関係の基礎は安心感=43
相手の気分に寄り添う, 感謝の気持ちを言葉で伝える=44
3. 目的のない会話を続けるための工夫=45
相手が続けて話したくなる返答の仕方=45
開かれた質問をこころがける=46
4. 自分の意見や要望を伝えるためのコミュニケーションのとり方=47
相手に自分の意見や要望を伝えるときの3つの話し方=47
アサーティブな対応の組み立て方=49
より簡単にアサーティブな対応を導き出す方法=50
5. アサーティブな対応の難しさ=50
アサーティブに対応することを難しくさせている「考え」=50
常に自分の意見を主張すればよいというものでもない=51
6. 怒り感情との関係=51
アグレッシブな対応は自分の怒りを相手にぶつけることになる=51
ノン·アサーティブな対応による怒りの蓄積=52
アサーティブな対応をするために怒りは横に置いておく=53
第II部 こころのスキルアップ教育の実践―認知行動療法の学校での活用―=55
第5章 こころのスキルアップ教育プログラム=56
こころのスキルアップ教育プログラムとは=56
プログラムの内容構成=56
授業を実践するに当たって=58
実際に授業を受けた子どもたち, 授業を実践した先生方の感想=59
単元1. こころを整理するスキル=61
指導案1. できごと·考え·気分をつかまえる=62
指導案2. 友達の悩みを整理する①=70
指導案3. 友達の悩みを整理する②=78
指導案4. 自分の悩みを整理する=84
単元2. 問題解決のスキル=89
指導案5. クラスの問題に取り組む=90
指導案6. 自分の問題に取り組む=96
単元3. 怒りに向き合うスキル=103
指導案7. 怒りって何だろう=104
指導案8. 怒りと付き合う=110
単元4. コミュニケーションスキル=117
指導案9. 「ノー」と言えないとき=118
指導案10. アサーションのスキルを学ぶ=124
単元5. こころのスキルアップ教育のまとめ=133
指導案11. 学んだことを劇で表現する=134
第6章 こころのスキルアップ教育プログラム特別支援学級編=144
特別支援学級編とは=144
特別支援学級向けに工夫した点=144
プログラムのねらいと内容構成=145
指導案1. みんなと仲良くなろう=146
指導案2. 6コマまんがをつくろう=150
指導案3. みんなで写真を撮ろう①=152
指導案4. みんなで写真を撮ろう②=154
第7章 認知行動療法の手法を活用した保健室での子どもとの関わり=156
1. 保健室での子どもとの関わりに活用するメリット=156
保健室での活用を考えたきっかけ=156
子どもの気持ち(気分や考え)に注目した関わり=157
より適切な対応が可能な次の相手に"つなぐ"という役割=158
2. こころがつらくて保健室に訪ねてきた子どもとの関わり方=159
子どもが体験した気分に注目して話を聴く=159
その気分とともにある子どもの考えを把握する=161
3. 次の相手に"つなぐ"ために必要な情報=164
4. 子どものこころを"見守る"保健室の役割=164
第8章 認知行動療法の手法を活用した学校での相談活動=166
1. 学校での相談活動に活用するメリット=166
スクールカウンセラーに認知行動療法を紹介しようと思ったきっかけ=166
相談室の役割と認知行動療法=166
コラム法を活用した相談活動のすすめ=167
2. コラム法を活用した相談活動の実践のために=168
5つのコラム=168
3. それぞれのコラムを活用した相談活動=172
4. 子どものこころを"整える"相談室の役割=178
おわりに=179
付録
7つのコラム=181
5つのコラム=182
付属DVD 授業で使用する掲示物·配布物のデータ/指導案1の模擬授業ハイライト映像/リーフレット