일문목차
まえがき=i
第1章 焦土のなかから―独立回復まで(一九四五年~一九五一年)=3
「一億総懺悔」と「天皇退位論」=10
「真相ブーム」の真相=13
昭和天皇の「人間宣言」=16
思惑が絡み合った「公職追放」=21
マッカーサー三原則(マッカーサー·ノート)=26
コラム NHKのど自慢と終戦直後の流行歌=32
「不逞の輩」と「曲学阿世の徒」=35
短命に終わった「グズ哲」内閣=38
「昭電疑獄」と「山崎首班」事件=41
「吉田ワンマン」と「吉田学校」=44
官僚出身と二分される「党人派」代議士=49
コラム 保守派に根強い東京裁判史観=52
「レッドパージ」と「Y項パージ」=54
「カニの横這い」事件=56
「竹馬経済」から「朝鮮特需」へ=57
米ソ対立とともに進んだ「逆コース」=59
コラム 世間を賑わせた「白亜の戀」と「厳粛なる事実」=62
初めて憲法七条を使った「抜き打ち解散」=63
わずか半年で「バカヤロウ解散」=64
「造船疑獄」と「指揮権発動」=67
第2章 独立を回復したものの―「一九五五年体制」スタートから「六〇年安保」へ(一九二五年~一九六〇年)=71
疑似二大政党の「一九五五年体制」がはじまった=75
遅れてやって來た「鳩山ブーム」=80
「戦後」から「もはや戦後ではない」=83
頻繁に使われる政界用語は「政界, 一寸先は闇」=85
「六〇年安保」が生んだ「声なき声」=87
エネルギー革命の下で深刻化した「三池争議」=92
どちらが本当? 「昔陸軍今総評」=96
「春闘」は「春談」へと変質した?=100
コラム 社党分裂を誘発した「太田ラッパ」の「下呂談話」=102
社会党の「左翼バネ」VS自民党の「振り子の論理」=103
コラム 戦後民主主義の象徴的な出来事, ミッチーブーム=107
高度成長への道―「神武景気」「なべ底不況」「岩戸景気」=108
日本人のダブルスタンダード=111
第3章 高度経済成長の光と影―所得倍増, 公害多発(一九六一年~一九七二年)=115
池田内閣における「寛容と忍耐」と「低姿勢」=120
計劃より早く達成された「所得倍增計劃」=122
コラム 「三ちゃん農業」から「二ちゃん農業」へ=125
「人つくり国つくり」と「期待される人間像」=126
総裁選挙の「ニッカ」「サントリー」「オールドパー」=129
佐藤内閣での「沖縄密約」と「西山事件」=133
コラム サラリーマンが怒る「クロヨン」と「トウゴウサン」=145
佐藤内閣における「黒い霧解散」=147
コラム 「モータリーゼーション」が生み出した「交通戦争」=148
佐藤首相を脅かした「革新都政」と「都庁赤旗論」=150
佐藤首相も国民も驚いた「三矢計劃」=153
社会党を二分した「構造改革論」と「江田ビジョン」=156
コラム みんなで渡れば怖くなかった「横並び」の時代=157
第4章 政·官·財もたれ合い時代―日中国交正常化から「三角大福中」派閥政治まで(一九七二年~一九八二年)=161
地価高騰を誘発した「日本列島改造論」=166
コラム 「減反」と「農協」=173
田中·大平が身体を張って実現した「日中国交正常化」=174
血盟した「青嵐会」の政治家たち=183
プラス, マイナスの兩面がある「保革伯仲」=186
コラム 時代を先読みした有吉佐和子の『恍惚の人』=188
「椎名裁定」は「青天の霹靂」でなかった?=190
コラム 最後の日本軍人 小野田少尉帰還=194
「ロッキード事件」と「三木おろし」=195
「大福密約」から「四〇日抗争」へと政局は激震=203
サミット―「ランブイエサミット」と「東京サミット」=207
第5章 中曽根政権を取り巻くグローバル化時代(一九八三~一九九二年)=211
大平と中曽根の「日本列島不沈空母論」=216
防衛費の「GNP比一パーセント枠」突破=219
中曽根の「戦後政治の総決算」と, 宮澤の「戦後の継承」=221
田中角栄ダウンで推進できた「国鉄の分割·民営化」=223
続いた失言―「中曽根首相失言」と「藤尾文相失言」=226
ニューリーダーたちの活躍に水をかけた「リクルート事件」=227
「消費税」―一般消費税, 売上税, 国民福祉税の構想=230
日本を狂わせた「バブル経済」の周辺=232
山を動かした「おたかさんブーム」=234
コラム 「昭和」から「平成」へ=236
第6章 一九五五年体制崩壊から小選挙区制の時代へ(一九九三年~二〇〇〇年)=237
約二〇年に及んだ「小沢政局」=240
「一九五五年体制崩壊」と「小選挙区制導入」=244
一九五五年体制下の最大の妥協だった「自社さ連立政権」=252
「河野談話」と「村山談話」=254
阪神·淡路大震災によって生まれた「ボランティア元年」=258
コラム 高学歴の若者が麻原彰晃に引きずられた「サリン事件」=263
「バブル崩壊(平成不況)」と「失われた一〇, 二〇年」=264
「冷めたピザ」とか「ブッチホン」といわれた小渕首相=267
「神の国」発言と「モリバンド」=270
自らのスタンスを読み違えた「加藤の亂」=272
第7章 ポピュリズム政治の時代(二〇〇一年~二〇〇九年)=275
「自民党をぶっ壊す」と叫んだ「変人」首相=280
「ワンフレーズ·ポリティックス」の「劇場型政治」=283
「抵抗勢力」に「刺客」を差し向けて実現した「郵政民営化」=285
「新自由主義」が浸透して「非正規」社員が増えた=289
コラム 麻垣康三=291
小泉時代からはじまった日中間の「政冷経熱」=292
いまだ未解明案件が残る「消えた年金」問題=294
第8章 民主党政権から「安倍一強政治」へ(二〇〇九年~二〇一五年)=297
わくわくした瞬間=298
がっかりした瞬間=301
「マニフェスト選挙」で民主党が圧勝―政権交代=303
コラム 松下政経塾=306
中途半端に終わった「事業仕分け」=308
東日本大震災の「想定外」を救った神風?=310
胡錦濤主席のメンツを潰した「尖閣国有化」の閣議決定=314
安倍首相の「美しい日本」とは何か=315
コラム ネット社会(ネット革命)とネット選挙=318
株価は上げたが, 先行き先不透明な「アベノミクス」=319
「特定秘密保護法」は官僚を萎縮させる=321
「集団的自衛権」に踏み込んだ自公連立政権=322
第9章 戦後一〇〇年, 二〇四五年への提言(二〇一五年~二〇四五年)=329
提言1. 「戦後」という言葉を残さなくてはならない=332
提言2. 「半内半外」視線の日本人になろう=337
提言3. 「逆さ富士型日本」を乗り切る道=344
提言4. 「クリーン国家」の手本になろう=348
提言5. 若者たちへの遺言「戦争がはじまったら正論は通らない」=352
あとがき=359
付表2. 政治家, 官僚の主な失言·暴言集=371
付表1. 戦後の歷代総理一覧=378
政界を踊った言葉の索引=382