일문목차
『現代社会と応用心理学』の刊行にあたって=3
はじめに=5
トピック1. 子どもと生活リズム : 低体温の子どもは「意欲」が低下している! / 續木智彦=17
気になる最近の子どもの"育ちそびれ"=18
夜型化する子どもたち=19
ネット·メディアに依存する子どもたち=20
からだの価値観=22
トピック2. 自分探し : 自分は見つかる? 見つからない? / 今野裕之=24
子どもの職業観=25
大学生の「やりたいこと探し」=27
"本当の自分"と"新しい自分"=28
自己注目の2側面=29
「よい」自分探しと「悪い」自分探し=31
トピック3. 思春期と異性関係 : 「みんなはもう異性とつきあっているの?」 / 齊藤勇 ; 山田竜平=33
思春期の特徴=34
「異性が気になる」は男女同じ, でもその興味内容は…=35
中学生の「異性の友だち」と高校生の戀愛行動=35
女子のほうが積極的な理由=37
「異性不安」がもたらす問題=38
トピック4. ゆとり教育と学力 : 「ゆとり教育」で学力低下, 「脱ゆとり」で復調… / 橘川真彦=41
ゆとり教育とは=41
学力低下論争の勃発=43
脱ゆとり教育, その成果は?=45
学力調査から学力は測れない=45
問題は, 学力よりも学習に対する心理=47
真正の学力を求めて=48
トピック5. 公立一貫教育 : 変貌を続ける進路事情 / 藤澤伸介=50
最近の特徴は, 公立学校の学力重視=51
学校に対する意識の変化=51
文科省の方針修正と公立一貫校の誕生=53
中高一貫校の3つのタイプ=53
公立中高一貫校の人気の秘密=54
小中一貫校と「中1ギャップ」=56
中学校が独立していることの価値=56
トピック6. 学習意欲 : 「勉強は大切. でも, 好きではない」 / 小林剛史=59
日本人の学習意欲は低い=60
なぜ学ぶのか―「外発的動機づけ」と「内発的動機づけ」=61
外発的動機づけから始まる学び=61
動機づけの階層性=63
もっとも強力な「生理的動機づけ」=64
意欲が育つ学びの環境とは=65
コラム 動物にもある! 学習の外発的·内発的動機=68
トピック7. キャリア教育 : 「キャリア教育」高校必修に / 関口和代=69
キャリア教育とは=69
現代社会と若年層の心理―キャリア教育が重視された背景=71
課題と対応―「キー·コンピテンシー」の概念から=74
トピック8. 情報教育 : 高1ハッカー, 世界140ホームページ改ざん : 情報教育軽視に危機感 / 田中道弘=78
情報教育の現状=79
流出する個人情報=80
侵害される知的財産権=80
守られない「ネチケット」=81
検索された情報の信頼度は?=82
不完全なセキュリティ対策=83
「ネット依存」=84
インターネットで犯罪さえも…=85
コラム ある人気漫画家の苦い心情=87
コラム 読みたい本や論文を探すには?=87
トピック9. 学校の危機管理と防災教育 : 三宅島で噴火. 学校はどうすべきか? / 松尾駿一 ; 大森哲至=88
島内での避難と災害発生時の対応=89
繰り返される火山活動への対応とそのときの中学生の気持ち=91
他校での避難生活=92
避難生活の長期化とストレス, そのケア=94
避難3, 4年目 帰島に向けて=95
コラム 災害時の教師のストレス―「惨事ストレス」=96
トピック10. 学級崩壊 : いじめ, 暴言, 万引き…. 混乱の果てに… / 伊坂裕子=98
学級崩壊とは=98
教師の指導不足のイメージが…=101
何が原因なのか?=103
対策=104
学級生活への満足感からみた学級経営=104
トピック11. 教師の苦悩 : A先生の事例 / 山口豊一=108
教師のメンタルヘルスの現状=108
教師にかかるさまざまな負擔=109
「バーンアウト」とストレス=111
バーンアウト豫防策「チーム援助」=113
トピック12. 保護者のメンタルヘルス : 運動健診で細やか育成 / 宇部弘子=116
年齢とともに変わる子育て支援の仕組み=116
「平成親世代」の子育て=118
親に必要なメンタルヘルス=119
子育てストレス=120
"ママ友"のつきあいは難しい=120
学校や教師との関係=121
コラム 「ストレス」とは?=123
コラム 「メンタルヘルス」とは?=124
トピック13. 非行と犯罪 : 悪質な「ポリゲー」に, 警察も本気で対処 / 出口保行=125
学校の非行·犯罪への対応―その特殊性=125
少年非行は増えているのか, 減っているのか=126
なぜ少年非行が増えていると認識されるのか=127
非行少年は変わったか―非行少年の質的変化=129
学校における非行への対処=132
コラム 空から自転車が降ってきた=133
トピック14. いじめ : 小中高いじめ被害者, 3人に1人「死にたい」NPO踏査 / 角山剛=135
いじめ防止対策推進法の制定=135
いじめの定義=136
力のアンバランス=138
おとなの世界にもみられるいじめ=139
いじめの心理学的メカニズム=141
いじめ防止に向けて=142
トピック15. 不登校 : ある不登校の中学生 / 菊島勝也=144
不登校とは=144
不登校発生のメカニズムと増加の要因=146
では, どうしたらよいか?=150
トピック16. 体罰 : 「私が死んだら迷惑がかかりますが, でも死ぬことを選びました. 今までありがとうございます」 / 三村覚=153
文部科学省の通知=153
"懲戒"ということばが生んだ誤解=155
被罰経験の調査=157
なぜ体罰を受け入れるのか?=159
体罰してしまう心理の一考察=160
トピック17. 子どもとストレス : 仮設暮らし, 子どもにストレス=心の支援必要, 東北大調査·東日本大震災 : 脅迫! 高校生が小学校を容疑で逮捕「ストレス解消のため」 / 市川優一郎=162
ストレスの仕組み=163
学校におけるストレス=165
家庭でのストレス=167
災害によるストレス=167
ストレス·マネジメント教育―"ストレス耐性"を高める=167
リラクセーション技法の訓練=168
トピック18. 発達障害と高等教育 : 働く障害者たち / 生駒忍=170
発達障害とは=171
発達障害はつながっている=174
発達障害の生物学=175
発達障害と「天才」=176
発達障害の大学生活と就職=177
コラム 自治事務としての「療育手帳」制度=178
トピック19. 特別支援教育 : すきとおった青ぞら / 田中真介=179
「この子らを世の光に」=180
発達障害の発見=180
発達はどのようにして実現されていくか=183
価値の生成と保存=186
トピック20. スクールカウンセリングと教育相談 : 「学校や授業は意味がない」 : 「ウゼェーんだよ! あっち行けよ!」 スクールカウンセラーの格闘の日日 / 碓井真史=189
教育相談とは=190
スクールカウンセラーとは=191
スクールカウンセラーは学校教職員か, よそ者か, 仲間か―"外部性"と"内部性"=192
スクールカウンセラーはカウンセラーか―"専門性"=194
コラム 過去より未来に目を向ける「短期療法」=198
トピック21. 生徒指導と学校心理学 : 生徒指導や部活…教員, きわめて多忙 / 齋藤雅英=199
生徒指導が教員の仕事時間に占める割合=199
生徒指導と生活指導=201
生徒指導の内容=202
教師が必要とする「学校心理学」=203
「児童生徒理解」の基本=207
トピック22. 子どもの抑うつと認知行動療法 : 「うつ病」, 若者の疾患と障害の最大要因―WHO報告より / 沢宮容子=209
見逃されてきた子どものうつ病=209
問題行動にひそむ抑うつ=210
抑うつ豫防プログラム=211
認知行動療法とは=212
学校における認知行動療法プログラムの実践例=213
コラム 子どもの抑うつとは?=215
トピック23. 大学の学生相談室 : 「自分は弱いだけなのでは…」 / 村松健司=216
学生相談室とは=216
大学生とうつ病=218
うつ病とストレス=220
「青年期」という時代=220
自己と経験の不一致=221
教育としての学生相談=223
コラム ストレスと睡眠=225
トピック24. 教師をめざす大学生 : 教員免許に義務づけたが 介護大変(体験) / 藤田主一=226
介護等体験が意味するもの=227
教育実習が意味するもの=228
教師になるには=229
教師をとりまく環境=230
青年は教師をめざす=233
トピック25. 文化的マイノリティと多文化共生 : 「外国にルーツのある子ども」の生きづらさ / 鈴木ゆみ=235
国際結婚家族の子ども―「ハーフ」とよばれる子どもたち=236
文化的マイノリティの子どもの文化的アイデンティティ=237
ニューカマーの家族と子ども―移住家族の置かれた状況=238
日本のモノリンガル(単一言語)教育と文化的アイデンティティへの影響=240
文化的マイノリティの生きづらさと学校における心理的支援=241
多文化共生と文化的コンピテンス=242
トピック26. 性同一性障害 : 「性同一性障害」の児童生徒への学校の配慮は? / 長坂晟=245
性同一性障害から「性別違和」へ=245
性同一性障害者の心理的問題=247
学校現場における性同一性障害者の問題=249
「アドボカシー的支援」の必要性=251
今後求められる支援=252