일문목차
『現代社会と応用心理学』の刊行にあたって=3
はじめに=5
トピック[1] 現代社会と高齢化 : 人口統計学的問題―約半世紀で3分の2に, 1世紀で3分の1に / 谷口幸一=17
人口ピラミッドと人口の動向=18
高齢者の人口の比率は?=20
人口減少にともなう新たな日本社会の危機=21
生産年齢人口の減少をどうするか=23
少子·高齢社会における心理学の課題=24
トピック[2] 破綻する年金制度 : こんなに低い 国民年金の納付率 / 岡伸一=26
年金危機の社会的背景=26
加熱する年金論議―「年金崩壊論」が目立つ理由=27
年金の歷史=28
20歳からの強制加入=28
都合のよい情報=29
みんなで未納なら怖くない?=30
年金は損か?=30
何をもって「破綻」というか?=31
誰が信用できるか?=33
コラム 積立方式と賦課方式=34
トピック[3] 定年の延長と再雇用 : 「65歳以上も雇用」66% / 岡本多喜子=35
高年齢者の雇用についての法律=35
年金支給年齢の引き上げとの関係=36
定年の延長=37
継続雇用と再雇用=39
何歳まで働きたい?=40
トピック[4] 高齢者対象事業 : シニア消費100兆円! / 野内類=44
高齢者人口の増加と「シルバーサービス」の誕生=44
高齢者の経済状況と消費意識=47
シルバーサービスの内容=48
今後, 業界に求められるもの=52
"脳トレ"は効果があるのか?=52
よりよいシルバーサービスをめざして=54
トピック[5] 限界集落 : 「限界集落」1万超す―缺く有効策 増加やまず / 内藤鉄雄=56
限界集落, やがては消滅集落も=57
地方農山業·漁業集落の過疎と高齢化=58
大都市圏での限界集落とその対策=58
65歳以上が30%に迫る高島平団地の再生プロジェクト―地域·大学連繫による地域環境創造「高島平モデル」=59
地方での限界集落への対策=61
高齢者のための産業や勞働の創出を!=62
コラム 大都市新宿百人町に「限界集落」が出現!=65
トピック[6] 高齢者の交通安全 : ATMに車, 6人けが=運転の79歳男性を逮捕 / 所正文=66
交通事故死者の半数は高齢者=66
交通安全対策の枠組み=68
高齢ドライバー激増時代の到来=69
高齢者の運転適性=69
「補償的運転」とは=71
認知症ドライバーをめぐる問題=71
欧州社会から学べること=74
超高齢社会における車と生活―「デマンド交通システム」=75
トピック[7] 高齢者の犯罪被害 : 複雑化·巧妙化する詐欺―ねらわれる高齢者 / 水田恵三=77
犯罪被害の実態=78
なぜ増加しているのか=80
対策をどうするか―「正常性バイアス」と家族観の見直し=83
トピック[8] 情報化社会と弱者と貧困 : シニア 樂しくIT習熟―講座ネット配信 介護施設·自宅に講師 / 鈴木忠雄=84
高齢者と"情報弱者"=84
超高齢社会と情報化社会=86
情報格差―貧困, そして情報リテラシー=86
超高齢社会における情報技術の普及=88
心理学的アプローチによる情報リテラシーの修得方法=90
トピック[9] 高齢者とユーザーインターフェース : 三井ホーム, 音声·身ぶりで家電操作 米MSと組み / 鈴木忠雄=95
高齢者と家電=95
老化現象の心理的な影響とインターフェース=98
インターフェースの高度化とは=101
真に高度化したインターフェースをめざして=102
トピック[10] 孤立する高齢者 : 公営住宅の4分の1が単身高齢者 / 岸太一=104
高齢者の孤立化=104
なぜ孤立しがちなのか=107
孤立した高齢者がかかえる問題=109
社会的孤立の豫防·解消のために=112
トピック[11] 認知症をもった高齢者とその家族への支援 : 認知症と賠償 家族を支える仕組みを / 長谷川明弘=114
介護する家族の負擔感=114
認知症とは=115
認知症の程度と家族との関係性=116
3つの事例=117
心理学的介入法と支援=121
トピック[12] 老老介護 : 妻の介護に疲れて… / 飯田敏晴=124
超高齢化社会と老老介護=124
要介護者と介護者の心理=126
サポートネットワークにつなげるもの=128
地域を活用する=130
地域資源の活用によってもたらされるもの―「気晴らし」の技術=131
高齢福祉支える職員に, うつ病増加
トピック[13] 疲弊する老健施設職員 : 高齢福祉支える職員に, うつ病増加 / 岸太一=133
老健施設とは=133
老健施設の状況=134
介護勞働の現状=135
介護勞働の心理的側面―「感情勞働」から考える=137
感情勞働による影響=139
感情勞働による疲弊を防ぐには=141
トピック[14] 高齢者のスポーツ : 運動したらポイントに, 商品券などと交換―全国の自治体で 医療·介護費の抑制狙う / 藤本要=143
健康増進策の世界的潮流=144
高齢者とスポーツ活動=146
高齢者に適したスポーツ活動とは=148
高齢者に運動習慣を獲得させるには=150
トピック[15] 高齢者の趣味生活 : 多種多様の趣味サイト利用で, 生活を豊かに / 玉井寛=153
高齢者の趣味は「生活維持·向上」が主流=153
区分別高齢者の趣味生活=157
これからの趣味生活の行く末は?=160
限りなく個別主義の趣味生活=160
トピック[16] 高齢者の戀愛·結婚 : 本当の戀をしてみたい / 金娟鏡=162
エイジズムに光を当てる=162
単身高齢者は増加の一途=163
高齢者の戀愛事情=165
高齢結婚のハードル=168
トピック[17] リタイア後の海外移住 : 高齢者の海外ロングステイセミナー大盛況 / 榊原佐和子=170
高齢者の海外移住=170
人気がある移住先の特徴=172
アジアの国が人気となっている理由―受け入れ国の施策=173
職業発達課題からみた高齢者の海外移住=174
「居場所」からみた定年後の海外移住=176
高齢者の海外移住の課題=176
トピック[18] 「引退者·隠遁者」イメージから「第二の人生」観へ : 人生に定年はない! / 清水建司=179
定年を迎えるということ=179
加速してゆく高齢化社会=180
「経済力」を蓄えておくということ=181
社会とつながっているということ=183
変わりゆく現代のライフサイクル―再びアイデンティティを問う=185
トピック[19] 高齢者の働く職場 : きびしい現実. 自分を"奮い立たせて"働く / 石橋里美=188
高齢者の働く意欲=189
高齢者の就業状況=191
働くことの心理的なメリット=192
いきいきと働き続けるために=193
高齢者の能力を活かす=194
働き続けるための方策=196
コラム 65歳以上の求人=197
トピック[20] 伝統文化継承者としての高齢者 : 消えつつある地域の伝統文化 / 林靖人=198
伝統文化継承の現状=198
高齢者の社会活動と伝統文化=200
伝統文化の継承に向けて=203
文化の継承と保存の違い=205
トピック[21] 歷史伝承者としての高齢者 : 「つなみ」への思い…もう一度, 語り継ぐ / 田名場美雪 ; 田名場忍=208
祖父の体験·教訓を受け継ぎ, 子どもへ孫へ, 家族以外の人へ=209
専門家として恩師からの教えを若い世代へ=210
生活記録作文から=212
継承していくことの難しさ=215
トピック[22] 経験·知識·技術によるシニアの国際協力 : 美容師養成で女性の自立を支援―あるシニア海外ボランティア / 北風菜穂子 ; 井上孝代=217
シニアの海外ボランティア·技術支援=218
「シニアボランティア経験を活かす会」=219
生涯発達心理学の視点から=220
コミュニティ·カウンセリングの視点から=221
多文化カウンセリングの視点から=223
コラム シニアのためのチャレンジコミュニティ大学=227
トピック[23] 高齢者向け産業の創出 : 「葉っぱビジネス」に続けるか!? / 林靖人=228
働くための資産―「健康寿命」と「勞働寿命」=228
「現役期間」に対する社会的認知の変革=230
高齢者の「自己認知」と「行動変容」を実践する=231
若者たちが「苦手」「できない」がチャンス―SWOT分析=233
高齢者向け産業の新たな創出に向けて=235
トピック[24] 災害弱者としての高齢者 : 東日本大震災の犠牲者の約65%が60歳以上―自力避難が困難な高齢者たちをどう救うか / 内藤哲雄=237
東日本大震災と災害弱者=238
原発事故による故郷·職業アイデンティティ喪失, 家族解体=242