일문목차
序文=iii
まえがき=vi
第1章 暴力概説=1
第1節 暴力の概念=1
I. 暴力と他傷の定義=1
II. 施設内暴力のとらえ方=4
第2節 暴力に至る主な要因諸説―主に障害·児童領域から=5
I. 本能による暴力=6
II. 欲求不満による暴力=7
III. 愛着と甘えによる暴力=8
IV. 関係性の障害による暴力=15
V. 接近·回避動因的葛藤による暴力=16
VI. 転移による暴力=19
VII. 権力への反抗としての暴力=20
VIII. 目標達成の道具としての暴力(志向的自律型暴力)=23
IX. 防衛手段としての暴力=23
X. 器質的要因による暴力(オキシトシンによる沈静効果)=24
第2章 施設内暴力の実態と考察=29
第1節 知的障害領域における暴力=29
I. 調査方法と分析方法=29
1. 記述式質問紙調査=29
2. インタビュー調査=30
II. 暴力の実態(種類, 発生要因, 対処方法, 影響)=31
1. 暴力の種類=31
2. 暴力の発生した状況=37
3. 暴力を受けた際の対処=49
4. 暴力が援助者に与えた影響(「つながる喜び」による再生)=63
第2節 児童福祉領域における暴力=71
I. 調査方法と分析方法=71
1. 記述式質問紙調査=71
2. インタビュー調査=72
II. 暴力の実態(種類, 発生要因, 対処方法, 影響)=72
1. 暴力の種類=72
2. 暴力の発生した状況=76
3. 暴力を受けた際の対処=78
4. 暴力が援助者に与えた影響=98
第3節 高齢者介護領域における暴力=105
I. 調査方法と分析方法=105
1. 調査の方法と対象=105
II. 暴力の実態(種類, 発生要因, 対処方法, 影響)=107
1. はじめに―施設生活を余儀なくされる高齢者に対する若干の説明=107
2. 暴力の種類=109
3. 暴力の発生した状況=111
4. 暴力を受けた際の対処=114
5. 暴力が援助者に与えた影響=118
III. 暴力と向き合う職員の知恵=121
1. 未熟な職員に対する熟達者による省察の機会の提供=121
2. 「割り切る·あきらめる」という技法=123
3. 暴力をとらえる多面的なまなざし=125
4. プロ意識と自己研鑽=128
IV. 認知症ケアのテクニック=130
1. パーソンセンタード·ケア=130
2. バリデーション·テクニック=131
3. ユマニチュード=132
V. おわりに=132
第3章 暴力防止サポート=135
I. 暴力対応の現状=135
II. 緊急介入·身体拘束の実態=138
III. 暴力防止サポートの構成=141
IV. 暴力防止サポートの実際=143
1. 離脱(離れて距離を取る)=143
2. 沈静(怒りなどの攻撃的感情を静める)=149
3. 救助(緊急避難としての身体介入)=160
4. 和解(落ち着くまで付き添う)=174
5. 理解=179
6. 安心(ふだんから安心できる関係を築く)=185
第4章 怒りのマネジメント=189
第1節 いかに援助者自身の怒りをコントロールするか=189
I. 怒りをマネジメントするとはどういうことか=189
II. 援助者が怒りに巻き込まれないためのC(check)とC(control)=193
1. 怒りの発生を防ぐ(check)=194
2. 怒りを虐待として行動化させないために, 怒りが発生した初期に行う応急処置(control)=211
第2節 安心できる温かい風土をつくる=228
I. 「触れる関わり」(RC)の勧め=228
1. 怒りをもたらす環境とは=229
2. シング夫人のマッサージに学ぶ=229
3. 自閉症スペクトラム(ASD)と「触れる関わり」(オキシトシンと「つながる喜び」)=231
II. 「触れる関わり」の実際=232
1. 「触れる関わり」の基本形=232
2. シンクロダンス=238
3. 実施するにあたっての注意点=243
引用·参考文献=247
おわりに=255