일문목차
はじめに―教育と精神分析の可能性に向けて=i
第1章 学校現場で役に立つ精神分析=1
第1節 実践方法としての精神分析―内省と観察, そして熟考し話し合うこと=2
第2節 精神分析の理論=8
第2章 学校現場における心理職の専門性―学校現場と精神分析の邂逅=24
第1節 学校現場におけるスクールカウンセラーの位置づけと専門性=25
第2節 スクールカウンセリング活動に係る法律とその周辺を概観する=26
第3節 精神分析的観点に基づく授業参観をスクールカウンセリング活動の中心に置く=34
第4節 学校現場と精神分析の邂逅=39
第3章 特別支援教育の基礎知識=42
第1節 特殊教育から特別支援教育へのパラダイム·シフト=43
第2節 特別支援教育の展開=52
第3節 今後の展開―共生社会に向けた「インクルーシブ教育システムの構築」へ=58
第4章 スクールカウンセリングに精神分析的観点を利用する=62
第1節 タビストック方式乳幼児観察=65
第2節 乳幼児観察の視点を持って授業参観することの実際=72
第5章 教室にいる発達障害のある子どもと教員を支援する=80
第1節 「発達障害」の示唆している問題=81
第2節 学校コンサルテーションに精神分析的な理解を持ち込むことの意義=85
第6章 中学校における精神分析的志向性を持つカウンセリングの意義―精神分析的あり方をめぐって=101
第1節 面談事例と考察=105
第2節 なぜ学校で精神分析なのか=120
第3節 意義について=123
第7章 高校生の分離を巡る葛藤と家庭環境―高校生の発達課題を踏まえて=129
第1節 高校とスクールカウンセラー=129
第2節 事例=134
第8章 高校の統廃合という現代的事象とそこで惹起されるもの―活性化される対象関係=148
第1節 吸収される側―「閉校」をイメジーさせる高校=150
第2節 吸収する側―傷ついた新しいものを受け入れる高校=155
第9章 高校における「いじめ」と関わる―変わらないメカニズムと新しいツール=167
第1節 関わる大人の心=169
第2節 生徒同士のいじめ問題=175
第10章 教職員チームへの支援―ワークディスカッションという方法=188
第1節 教職員チームへの支援に立ちはだかる集団心性=189
第2節 ワークディスカッションの方法論=196
第11章 学校現場に精神分析的観点を育む―スクールカウンセラーの訓練と教員養成への提言=207
第1節 ワークディスカッションという方法論=207
第2節 なぜ心理臨床家の訓練のためにワークディスカッションを用いるのか=210
第3節 教員養成課程での「観察と洞察」の訓練=218
あとがき=224
人名索引/事項索引=巻末