序論:衰退の先の未来を探す旅に出た。1 イタリア:アルベルゴ・ディフーゾ―街全体をホテルにする新しい観光2 イタリア:アグリツーリズム―田舎のホスピタリティを価値に変える旅3 ドイツ・ライプツィヒ:ハウスプロジェクト―空き家を地域に開いて共有する4 ドイツ・ベルリン:アーバンガーデン―空き地を誰もが自由に使える庭へ5 ドイツ・ラオジッツ:インダストリアル・ランドスケープ―かつての炭鉱を人々が憩う湖へ6 アメリカ・デトロイト:エリア再生というスタートアップ―起業家のグラスルーツ活動が変えるコミュニティ7 イギリス・リバプール&グラスゴー:コミュニティ・アーキテクチャー―アッセンブルとタクタルによる参加のデザイン8 チリ:建築家の社会構築的アプローチ―エレメンタルのソーシャルハウジング9 寛容な風景を生む、組織とプロセス―日本への示唆 おわりに:理想の風景から、方法を逆算する。