第1章 第一次世界大戦と総力戦第2章 日本陸軍の総力戦準備構想第3章 国家総動員の法整備とその実施機関第4章 軍部批判の展開と陸軍改造計画第5章 総動員政策をめぐる対立と矛盾第6章 国民統合・教化策の展開第7章 戦争指導の実態と軍の論理第8章 国防思想の宣伝普及と治安対策附録資料補章1 “軍の論理”に包摂された“民の論理”―日本型総力戦体制構築の実際と限界補章2 変質するデモクラシー―戦前期日本型デモクラシーを読み解く補章3 蘇生する総力戦思想と形骸化する民主化思想―民主主義をめぐる政治環境