序論(法学書を子ども観から読み解く―本書の目的;本書の特徴と意義 ほか)第1章 人間の成長段階と法的能力(イスラーム法における子どもの概念;身体的成熟と法的能力の変化 ほか)第2章 父の権限と子への義務(実子の確定;子の宗教と新生児儀礼 ほか)第3章 母の役割と「子の利益」(母の授乳は義務なのか;乳母の雇用をめぐる問題 ほか)第4章 子どもへのクルアーン教育(子どもへの教育を示す言葉;クルアーン教師の雇用規定 ほか)結論―イスラーム法の子ども観が映すもの