第1部 大正デモクラットと中国(吉野作造と中国知識人―キリスト教をめぐる「連帯」と「離反」;福田徳三と中国知識人―「共感」と「反感」のはざまで;河上肇と中国知識人―マルクス主義の「変奏」;堀江貴一と張公権―挫折した自由貿易主義の理念;今井嘉幸と李大〓―アジア主義の同床異夢;朝河貫一と胡適―祖国の「民主」を求めて)第2部 大正デモクラットと戦後民主主義(小泉信三と戦後天皇制―君主をめぐる公と私;高橋誠一郎と戦後文化・教育行政―連続する「協同」理念)