第1章 日韓関係の定立と仮定立―ジョン・フォスター・ダレスの信念第2章 日韓間歴史論争の構造化―戦後国際情勢の動向と対韓請求権主張論理の形成第3章 初期日韓会談における両国交渉戦略の再検討一九五一‐一九五三―予備会談から第三次会談の決裂まで第4章 日韓会談中断期における大村収容所問題に対する日本政府の対応第5章 日韓会談における文化財返還交渉についての再検討第6章 日韓大陸棚協定の外交史的考察と未解決課題―東アジア海洋ガバナンスの構築に向けて第7章 徴用問題の再照明―韓日会談、文書公開と立法処理、大法院の判決とその後