Part I ジェンダーとは何か?1 ジェンダーと人種――ジェンダーと人種とは何か? 私たちはそれらが何であってほしいのか?(サリー・ハスランガー、木下頌子訳)2 改良して包摂する――ジェンダー・アイデンティティと女性という概念(キャスリン・ジェンキンズ、渡辺一暁訳)Part II 性的モノ化3 邪悪な詐欺師、それでいてものまね遊び――トランスフォビックな暴力、そして誤解の政治について(タリア・メイ・ベッチャー、渡辺一暁訳)4 性的モノ化(ティモ・ユッテン、木下頌子訳)5 イエロー・フィーバーはなぜ称賛ではないのか――人種フェチに対する一つの批判(ロビン・ゼン、木下頌子訳)Part III 社会的権力と知識6 社会制度がもつ徳としての認識的正義(エリザベス・アンダーソン、飯塚理恵訳)7 認識的暴力を突き止め、声を封殺する実践を突き止める(クリスティ・ドットソン、小草泰・木下頌子・飯塚理恵訳 )8 なぜスタンドポイントが重要なのか(アリソン・ワイリー、飯塚理恵・小草泰訳)編訳者解説(木下頌子)出典一覧人名索引事項索引