序章 私たちと政治とのつながり−この教科書が目指すもの1 政治とつながっていますか?2 若者と政治とのつながり3 本書の目的と内容第1章 民主政治−日本の政治は民主的だろうか1 日本は議会制民主政治の国2 戦後日本の民主政治の基盤3 問われ続ける民主政治column1 政治主導は民主的か第2章 現代日本政治史−政党・政治家のダイナミックな動きを中心に1 自民党結党に至る流れ2 高度成長と自民党政権の経済中心路線3 派閥対立と保革伯仲の時代4 行政・政治改革への流れ5 小選挙区制導入と政党制の変化6 民主党政権の挫折と第2次安倍政権column2 田中角栄第3章 選挙制度−私たちの1票はどう政治に反映されるのか1 選挙と選挙制度2 選挙制度の分類と効果3 日本の国政選挙4 都市への人口集中と1票の格差column3 18歳選挙権第4章 投票行動−なぜ投票に行くのか、どうやって投票先を決めるのか1 選挙と民主政治2 投票参加3 投票行動の3つの立場column4 ポピュリズムを支持するのは誰か第5章 政治家−代理人の行動原理を理解し、しっかり使いこなそう1 有権者の代理人としての政治家2 政治家が追求する目標と行動原理3 政治家の役割に対する期待と失望4 代理人である政治家を使いこなすにはcolumn5 日本の女性議員第6章 政党−信頼されないけれど政治に欠かせない存在1 政党とはどのようなものか2 政党組織のあり方3 政党制(政党システム)4 日本の政党・政党制の可能性column6 政党のスタンスをどうつかむ?第7章 国会−多数決の原理と少数派の権利の狭間で1 国会に期待される2つの役割2 国会の立法過程がもつ特徴3 国会制度がもたらす帰結4 国会改革論の軌跡と今後の展望column7 党議拘束第8章 首相と内閣−リーダーシップをどうチェックするか1 立法府と行政府の関係性2 政官関係とその変化3 制度改革とリーダーシップの強化4 市民による行政の適切な統制column8 公務員の役割第9章 国際関係−戦後日本外交はつまらない?1 戦後日本外交はつまらない?2 覇権のなかの自律性3 大国としての日本4 権力移行のなかの日本外交column9 国内体制と国際関係第10章 マスメディア−変わるメディアと人々に与える変化1 現代社会とメディア2 変化するメディアと世論の関係3 新しいメディアと政治のつながりcolumn10 分極化と無関心化が進む、政治情報とメディア第11章 市民と政治−市民一人ひとりが民主政治を支える1 民主政治を支える「市民」2 市民参加と民主政治の理論3 市民参加と民主政治の深化を求めてcolumn11 「市民参加」と「脱組織化」終章 政治とつながることの意義−他者とともに誠実な市民として歩むために1 政治のありようへの熱意2 日本政治とつながるうえでの壁3 つながりの中に生きる人間と政治