■PART1 契約書の基礎知識
Chapter 1 「契約」「契約書」とは何か
01 契約とは何かを知ろう
02 契約の成立時期
03 一方的な意思表示だけで契約は成立するのか
04 契約交渉を打ち切った場合
05 契約書とは何かを知ろう
06 契約書以外は、契約の証拠になり得ないのか
07 契約と契約書の関係
08 ビジネスの場面で契約書をつくる意味
09 契約書の文言の解釈
COLUMN 用語の使い方にも注意しよう
Chapter 2 一般的な契約書の様式
01 契約書の題名
02 契約書の日付
03 契約書の当事者の表示
04 契約書の前文
05 契約書の原本の通数
06 契約書に収入印紙を貼る理由
07 収入印紙の費用は誰が負担するのか
08 署名と記名の違い
09 実印と認め印の違い
10 契約書に印鑑を押印する場面
COLUMN 取引先が変わったときの取扱いは
Chapter 3 特殊な契約書と契約の履行を強制する手段
01 約款とは何かを知ろう
02 定型約款とは何かを知ろう
03 定型約款の規律~定型約款の変更法理
04 電子署名とは何かを知ろう
05 電子契約とは何かを知ろう
06 電子契約と紙の契約書との違い
07 契約の履行を強制するためには
08 公正証書とは何かを知ろう
09 即決和解とは何かを知ろう
■PART2 契約書の読み方・つくり方の基本
Chapter 4 契約書の内容① 履行すべき事項に関する条項
01 契約自由の原則とは何かを知ろう
02 法律の規定とは異なる契約に合意した場合
03 強行規定の例その1~民法90条
04 強行規定の例その2~消費者契約法
05 契約書に記載すべき内容はどのようなものがあるか
06 各種契約書における条項の基本的な構成
07 「何をするのか」についての条項
08 「何をするのか」についての条項のつくり方
09 対価(代金)に関する条項のつくり方
10 「物を渡す」条項のつくり方
11 「●●をする」という条項のつくり方
COLUMN 新民法の施行日前の契約の取扱い
Chapter 5 契約書の内容② トラブルに備える条項
01 効力の存続や履行に問題が生じた場合に備える条項
02 契約期間(有効期間)を定める条項
03 中途解約を定める条項
04 契約の解除を定める条項
05 「反社」条項の規定
06 期限の利益の喪失を定める条項
07 契約不適合責任に関する条項(契約不適合責任条項や保証条項)
08 損害賠償請求に関する条項
09 第三者からのクレーム等に備える条項
10 履行の担保に関する条項①(人的担保)
11 履行の担保に関する条項②(物的担保)
COLUMN 弁護士法72条とAIによる契約書審査サービス
Chapter 6 契約書の内容③ 共通する一般条項
01 一般条項とは何かを知ろう
02 合意管轄条項は紛争のときの裁判所を決める
03 仲裁条項は民事裁判によらない紛争解決を望むとき
04 権利等の移転を禁止する条項は債務者を守るために
05 完全合意条項は契約書外の合意を無効にする
06 秘密保持に関する条項で情報の漏洩を防ぐ
07 準拠法は異なる国の当事者間では大切
08 誠実義務を定める条項は当事者間の協議等の手がかり
■PART3 ケース別、契約書の読み方・つくり方~契約書式例集
契約書作成にあたっての基本的な考え方
契約書式例の使い方
契約書式例1 売買契約書〈土地売買契約書〉
契約書式例2 取引基本契約書〈売買基本契約書〉
契約書式例3 賃貸借契約書〈建物賃貸借契約書〉
契約書式例4 消費貸借契約書〈金銭消費貸借契約書〉
〈債務弁済契約書〉
〈弁済期限等変更合意書〉
契約書式例5 業務委託契約書(請負契約・委任契約)
〈販売委託契約書〉
〈運送委託契約書〉
〈システム開発委託契約書〉
契約書式例6 雇用契約書
契約書式例7 和解契約書
契約書式例8 ライセンス契約書〈特許権実施許諾契約書〉
契約書式例9 秘密保持契約書